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「ブローバ」が映画を!? 150周年記念スペシャルイベントをレポート!
去る5月22日、東京・銀座のミニシアター「シネスイッチ銀座」で、アメリカを代表するウォッチブランド「ブローバ」の創業150周年を記念したイベントが開催。記念すべき夜にふさわしい上質なムードのなか行われたイベントの様子をお届けします!
時代の先を行く老舗が今回挑んだのは、なんとドキュメンタリー映画
いったい何故、ウォッチブランドのイベントが銀座のミニシアターで?とハテナが浮かんだそこのあなた、鋭いですね~。じつはこの日、来場者にお披露目されたのは本国ブローバが製作したドキュメンタリーフィルム。
その名も『AMERICA TELLING TIME — アメリカの時を告げるブローバ ~150年の軌跡~』は、先日行われた第78回カンヌ国際映画祭でも上映された渾身作で、その内容はブローバのひとりよがりなPRモノではなく、アメリカが歩んできた歴史とそれに寄り添ってきたブローバの150年の歩みを掘り下げるというもの。約60分の上映時間はあっという間! ブローバのことは深く知らなくても、ましてやよく知っているならより一層、そこはかとないブローバの魅力に改めて気づかされたことでしょう。
さて、上映に先立っては、ブローバ本社から来日したグローバル商品統括責任者、スーザン・C・チャンドラー氏が登壇しました。長年にわたってプロダクト戦略に携わってきた彼女いわく、「150年の節目に映画というかたちで物語をシェアできて感激。150周年記念モデルはすでにアメリカでは確かな反響を獲得している」と、発売ホヤホヤの新作ウォッチにも自信満々の様子!
レアすぎるアーカイブモデルから新作まで、わっくわくのアフターパーティ
上映後にはカクテルパーティが開かれ、レアで希少で貴重すぎるアーカイブモデルから、すでにアメリカでは反響を得ている期待の新作まで、気になるウォッチがズラリッ!



1960年に発表され、世界の度肝を抜いた「アキュトロン」の「スペースビュー」をはじめ、LEDウォッチ興隆期の1970年代に誕生した名作「コンピュートロン」など歴史的かつ伝説的なモデルが所狭しと並び、なかには高級メゾンとのコラボレーションモデルまで揃っているじゃありませんか。時計好きならヨダレ垂れ流し必至。当然、会場も来場者でおしくらまんじゅう状態でした(笑)。
ごった返す人をかき分けているなか、視界の端に捕らえたのは「1950年代からタイムリープしてきた!?」と見紛うクラシックなダイバーズウォッチ。それもそのはず、「アーカイブスシリーズ ミルシップ」の150周年記念モデルは、一般的なものより明らかに細いストラップや力強い文字盤デザインや外装など、当時のルックスが忠実に再現されていて、そこには男のロマンが凝縮されてるんですよね~。それでいて、カラーリングをワントーンにすることでモダンな印象まで獲得。さすがは、伝統と革新の両輪を兼ね備えるアメリカの老舗です。
そんなこんなで、お祝いに行ったはずが逆に超楽しませられちゃったブローバ150周年記念イベント。ところが、Beginは楽しむだけでは終わりません! イベントを経て150周年の今と今後の展望を聞いてきました!
グローバル商品統括責任者、スーザン・C・チャンドラー氏に突撃取材!
150年続く“ブローバらしさ”とは何か?
~チャンドラー氏~
「手が届く価格だけど、美しい腕時計」。ブローバの信念のひとつに、この言葉があります。腕時計の価格も上がっている昨今ですが、元々「ピープルのためにも時計を」と生まれたブランドですから、“手の届く”というキーワードはいつの時代も大切にしています。「アメリカの国民時計」と呼んで頂ける所以ですね。
~編集部~
美しさ、への意識はどうでしょうか?
~チャンドラー氏~
創業者のジョセフ・ブローバは元々“宝飾”出身。ブローバは「宝飾店から時計メーカーになった」というブランドなのです。私自身も、宝飾&時計産業に25年以上携わっているので、「腕時計の磨き仕上げ(フィニッシィング)」には並々ならぬこだわりがあります。ここはポリッシュ仕上げに、こちらはヘアライン仕上げに、と光を受けた時に美しく輝くように大切に作っていますね。
~編集部~
今回の新作において、その信念が凝縮されているオススメの腕時計はありますか?
~チャンドラー氏~
「スケルトンモデル」、「多面的なモデル」は、とくに美しさを堪能できるモデルではないかと思います。ブローバには「アキュトロン」という“スケルトナイズドされた”歴史的代表モデルがあるので、とくに「スケルトン」モデルは大切にしていますね。今年は人気のクラシックコレクションから、初のトノー型のスケルトンを発表しました。


~編集部~
今回の新作には、エッジの効いた新作も登場しています。
~チャンドラー氏~
本作はブローバにとっても「ニューエレメント」と言える新作です。ケースやベゼルに「エッジを効かせ」“攻めた”モデルなのですが、先ほど申し上げた「多面的」という言葉がぴったりで、仕上げにもとてもこだわりました。アメリカ本国でいま、若い層が改めてブローバに注目してくれていることもあり、より洗練された印象の新作を出したかった、そんな思いも関係しています。日本でも人気が出ると嬉しいですね。
~編集部~
このルックス&オーラで7万円台とは……!
~チャンドラー氏~
「手が届く価格だけど、美しい腕時計」が、我々の信念とお分かり頂けたかと思います。長い歴史を大切にしながらも、懐古主義だけにならず、“キープゴーイング”、常にチャレンジしていく事がブローバの姿勢です。いまでは当たり前のテレビCMも、世界で初めてブローバが放送した事をご存じですか? これからも革新的なチャレンジを続けていきます。150年の歴史をドキュメンタリーフィルムで伝えてみよう!と思ったのも、そんな気持ちからだったのです。
6月18日(水)まで! 150周年記念モデル発売フェア開催中
上で紹介した3つの150周年記念モデルが、シチズン フラッグシップストア 東京、シチズン フラッグシップストア 大阪、ブローバ公式オンラインストアの3店舗限定で発売中。期間中、店頭でブローバ時計を購入した方にブローバオリジナル折り畳み傘もプレゼント♪
150周年を記念して、シチズン フラッグシップストアはじめ、全国のブローバ取扱店舗にて150周年を振り返る小冊子を配布中! 歴史はもちろん、愛用した偉人、ブローパのトピックスなど内容盛りだくさん! 数量限定ゆえ見つけたら即確保です!
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写真(取材)/松島史弥(BOIL) 構成・文/関口真弘 菅 拓哉