パンツ別にスニーカーを攻略!“ちょいポテ”と“ぺたんこ”、どう使い分ける?
【2025年の世界トレンドがわかる!? 靴&サンダル万国履く覧会】
日本では20年ぶりの開催となり、蓋を開けてみれば大賑わいの大阪万博。世界中から集結する最新の技術や文化に浮足立つのも結構ですが、文字通り足元がおろそかになってません?(笑)というわけで本パビリオンでは、ビギンが2025年の靴&サンダルの最新トレンドを徹底ガイド! 夏の主役を決める万国“履く”覧会、堂々開幕です!
パンツ別で簡単攻略! どう履く?
新興勢力 ちょいポテ2000s(ミレニアル)と依然人気のぺたんこ王道名作
今季は“ちょいポテ”が人気なワケですが……
ちょいポテPOINT
太パン合わせでぽってり感を中和
各部位の差がわずか数センチで印象が激変する、深遠なスニーカーワールド。ビギン的に今の気分にジャストでは? とこちらでも推した“ちょいポテ2000s”を最大限粋に履きこなすポイントは、ズバリ“脱・悪目立ち”。
合わせるべきは裾幅広めの太パン。これをワンクッションさせれば、パンツの裾と一体感が出て、存在感はあるけどやりすぎ感はないという、黄金バランスに。ただし裾を被せすぎると肝心の顔が見えなくなるので注意が必要。
爽やかなブルーにはクリーンな白パンを
ナナミカのシャツ3万6300円、キャップ1万3200円(以上、ナナミカ 代官山) ナイジェル・ケーボンのパンツ4万6200円(アウターリミッツ)
グレーとトーンを合わせた同系色でまとめる
アーチーのブルゾン7万7000円(シップス 銀座店) イズネスのTシャツ1万9800円(アルファ PR) タンジェントのパンツ3万9600円(タンジェント)
ぺたんこPOINT
テーパードパンツでスマートフォルムを強調
ちょいポテと双壁を成すぺたんこフォルムのスニーカーは、定番好きが大好物の名作揃いだけに、攻略法を見出す必要あり。
見映えがスマート=裏を返せば主張が控えめだからこそ、合わせるべきは裾幅がキュッと引き締められたテーパードパンツ。ノークッションで穿くことで、スニーカーの存在感が際立たせられるはずだ。オススメはグレスラとのマッチング。革靴感覚で合わせれば、ハズしが効いたきれいめスタイルが完成させられるはず。
サンバ史上最も爽やか!? なグリーンストライプは簡素な夏コーデの特効薬に
ADIDAS ORIGINALS[アディダス オリジナルス]
サンバ OG
1950年に冬場のサッカーシューズとして誕生した名作の、グリーンレーベルリラクシング限定カラー。グリーンのストライプが爽やか〜♪ 1万5400円(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 自由が丘店)
清潔感あるグリーンストライプがきれいめなグレスラにマッチ
ディストリクトのジャケット6万8200円(ユナイテッドアローズ 新宿店) チャンピオンのTシャツ7590円(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) ホワイトマウンテニアリングのパンツ3万3000円 (ホワイトマウンテニアリング)
リアルなガゼルの色調を再現するという奇策が生んだ渋いいガゼル
ADIDAS ORIGINALS[アディダス オリジナルス]
ガゼル インドア
トムソンガゼルの角やおでこ付近の毛色をモチーフにしたという、マニアックすぎる名品は、ジャーナル スタンダードエクスクルーシブモデル。1万6500円(ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店)
トラウザーでビシッと革靴ライクに履きこなす
スティルバイハンドのジャケット3万7400円(スタイルデパートメント) シップスのTシャツ7480円(シップス 銀座店) イル ワンエイティのパンツ1万9250円(ユナイト ナイン)
SLIM RETRO SNEAKER CATALOG
PRO-Keds[プロケッズ]
ロイヤルプラススエード
70年代のアイビーリーガーに愛された名作。マスタードカラーのスエードとレッド&ブルーのストライプという三原色コンビが洒脱。1万5400円(プロケッズカスタマーサポート)
CONVERSE[コンバース]
ワンスター J
精緻な仕立てが魅力の日本製ワンスター。90年代後半に発売されていたビビッドなオレンジは、差し色効果も期待できる。3万800円(コンバースインフォメーションセンター)
※表示価格は税込み
[ビギン2025年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。