手ぶらでOK。収納名人な「着るカバン」でオンもオフもスマートに！
もはやカバンすら持ちたくない！ そんな日は……
“着るカバン”に頼ろう
【オンでもオフでも手ぶらがスタンダードに!?】
ここで推してるのは頭抜けた収納力を誇る、言わば“着るカバン”！ 考えてみれば、もとより手ぶらが可能だったオフの日は言うまでもなく、働き方が改革されたり、ガジェット類を中心とする仕事ツールが発展しまくったりで、今じゃ下手すりゃオンの日だって、カバン要らずでオフィスまで繰り出せちゃう時代。
ってことで、“今日はカバン持ちたくね！”って日は、この“多ポケ”服で乗り切りましょうじゃありませんか！ と。オンの日はジャケット、オフの日はシャツと、アイテムに違いはあれど、これさえあればどちらもスマート＆ノンストレスで過ごせちゃう〜♪
例えば下のアントラック。ご覧の通りビズに相応しい品を讃えてますが、国内屈指のバッグメーカー「エース」が手掛けてるだけあって、その精悍な外見とは裏腹に収納がまぁ多彩！ 5種の内ポケットが適所にレイアウトされ、スマホに財布にイヤホンに車のカギにと、必需品をキッチリ仕分けられるから、夢の手ブラ通勤も苦もなく実践できちゃうんです。
一方でホワイトマウンテニアリングのシャツは、手ぶらで街ぶらを実現する、オフの強〜い味方。両胸に2つパッチポケットを備えてるとこまではフツーですが、今作には各々の下に縦に長〜いジップポケットが！ しかもこの縦長ポケは2層構造で、左右の外側からも収納可＝計6箇所の収納あり。
どちらもストレッチが利いてたり、洒脱な落ち感があったりと、オンとオフ、それぞれにマッチした機能も有している、単なる服以上に秀才なお出かけツール。これからカバンは着る時代かも！
PCも不要な仕事Dayは……
【ON】品格もバッチリな多ポケジャケットを
デキるオーラむんむんの顔つきとは裏腹に5種の多彩な内ポケが！
エラシオのポロシャツ1万8700円、イガラシ トラウザーズのパンツ5万5000円（以上、ビームスF） E5 アイヴァンの眼鏡5万8300円（アイヴァン PR）
UNTRACK［アントラック］
エッセンシャルジャケット ライト
オンとオフをシームレスに！ を掲げる、エースのライフスタイルブランドの一着。驚くほど軽く、肌当たりもドライで心地よく、ストレッチ性にも優れ、マットな質感でビズにも馴染む……なんて完全無欠なナイロン地を使ってるのも、収納力と並ぶ大いなる利点。さらに自宅で洗濯可能で、アイロンまで不要！ 4万4000円（エース）
【Many Pocket Jacket Catalog】
独自の撥水機能付きで大事な荷物を雨からプロテクト
COLUMBIA BLACK LABEL［コロンビア ブラックレーベル］
トラッパーヘイツジャケット
容量豊富な2つの二層式ファスナーポケットをはじめ、表裏に計6つのポケットをセット。おまけに極ラク〜♪ な4wayストレッチ生地は、独自の撥水機能“オムニシールド”まで備えてて、小雨程度なら大事な荷物を濡らしちゃう心配もなし。梅雨時期を睨んで備えとくのも大アリ。3万1900円（コロンビアスポーツウェアジャパン）
マウンパの収納力を融合した多機能ジャケット
THE NORTH FACE Purple Label［ザ・ノース・フェイス パープルレーベル］
ヘリンボーンフィールドジャケット
ミリタリーの分野でも重用されてきたヘリンボーン生地を、光沢のないスパンポリエステル糸 × ストレッチ糸を使って織り上げることで、軽量・耐摩耗・染色堅牢性アップ。右ラペル下に隠しファスナーポケットを設けるなど、マウンパの意匠をミックスすることで、カバン要らずの収納力も確保。3万9600円（ナナミカ マウンテン）
のんびりお散歩Dayは……
【OFF】見た目も軽快な多ポケシャツを
得意のポケットワークと独創チェック地で収納力とアウター力を盤石に
ラングラーのパンツ9900円（エドウイン・カスタマーサービス） ナナミカのキャップ9350円（ナナミカ 代官山）
White Mountaineering［ホワイトマウンテニアリング］
チェックラージポケットシャツ
しなやか〜で落ち感のあるレーヨン100％のツイルチェック生地は、その見映えだけがフォーカスされがちだが、実はシワにも強いイージーケアファブリック。裾にサイズ調節可能なスピンドルを設けるなど、多ポケ以外にもアウター力を高める趣向が随所に。4万8400円（ホワイトマウンテニアリング）
【Many Pocket Shirts Catalog】
ミリタリー × フィッシングで“カバン要らず”を追求
THE CORONA UTILITY［ザ・コロナ・ユーティリティ］
6ポケットジャックシャツ
ミリタリーシャツをデザインソースに、フィッシングJKの意匠を組み込んだ意欲作。両サイドにファスナーポケットとマチ付きポケットを設けた手ぶら派の味方にして、ポリ混生地を使うことでドライな質感にも注力。湿度の高〜い時季に着用してもムレとは無縁♪ 織りで表現したグレーの小紋柄もハイセンス。4万1800円（莫）
軽くて強くてタップリ入るオールラウンダー
ENGINEERED GARMENTS［エンジニアド ガーメンツ］
エクスプローラーシャツジャケット
“巧みに設計された服”を意味する世界的ブランドの人気作。その今季版はナイロンマイクロリップストップ素材を採用し、ビビるほど軽〜い羽織り心地と、それに反比例するタフネスを両得。前、後、袖に計7つの立体ポケットを備えてるから、外出時の細々したアイテムの仕分けもイージー。6万2700円（エンジニアド ガーメンツ）
※表示価格は税込み
［ビギン2025年6月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
