革小物の新・“英”世定番を探すなら、エントリー「BEORMA」がちょうどイイ！

キャンバス×レザーのトートで“いつもの”を程よく上質に

国の伝統を感じさせるオールレザーの重厚バッグを多数展開するベオーマですが、これからの季節はもうチョイ軽快感ある鞄が欲しいという人もいるでしょう。そこでおすすめするのが、キャンバス×レザーの新作トート。ご覧の通り、色合い的にも春夏にバッチリ映える仕上がりなんですよね。

お察しの人もいるかもしれませんが、じつはこのモデル、ベオーマが技術を継承した名門ブランドで長年展開されていた傑作トートをアレンジしたもの。

オリジナルは“立つトート”なんて呼ばれていましたが、こちらもハリのあるキャンバスと、補強として随所に用いた肉厚なフルベジ鞣しレザーによりしっかり自立可能……それどころか、今回ベオーマが用いたのは英国製のワックスコットンのため、撥水性や耐久性も高いんです！

もちろんワックスコットンにありがちなベタつきは抑えられていますから、服が汚れる心配は不要。写真のような春夏のベーシックなコーデに持って街を闊歩すれば、秋にはワックスコットンもレザーも味わいアップが期待できる、じつに美味しいトートです！

BEORMA［ベオーマ］
L0189／テイ

150年以上の歴史を持つ、スコットランドの老舗ワックス生地メーカーによるワックスコットンキャンバスを主素材に使用。手持ちも肩がけもキマるスクエア型のデザインで、オーバーナイターとしても活躍する容量を確保している。W35 × H37 × D18cm。9万6800円。

着替えも入る大容量でお泊まりもOK

栗の樹皮エキスを使用したフルベジ鞣しの無染色革

CANVAS LUGGAGE SERIES

BEORMA［ベオーマ］
（左）L0203／マリー（中）L0214／ラノーク（右）L0187／ローモンド

左／ベオーマで最近売れ行き好調なミニミニトート、「ディディ」のワックスキャンバス版。じつはこのデザインは、創業者がお子さんのために作った、イースターエッグを運ぶための鞄が元ネタなのだ。ハンドルには十八番のメッシュレザーを使用し、ストラップは取り外し可能。W18 × H17.5 × D9cm。7 万4800円。
中／フロントのダブルポケットがアクセントとなったトート。両サイドにはポケットを装備し、携帯品の仕分けに便利！　W36 × H32 × D18cm。9万4600円。
右／猟銃の弾薬筒を入れる英国の古い鞄からインスパイアされたショルダーバッグ。「マリー」同様、日常の必需品を携帯するのにちょうどいいサイズだ。W25 × H20 × D6cm。4万6200円。

スタイリングの〆にリングベルトを締める

ベオーマといえばベルトも名品揃い。肉厚カウハイドを職人が丹念に編み込んだメッシュベルトや、十八番のブライドルレザーを使ったドレスベルトを愛用中の人もいると思いますが、そこに春夏らしい、見た目も締め心地も軽やかな一本を加えたくありませんか？

というのも、今季新たにプレッピーテイストなリングベルトのコレクションが登場したんです。ぶっちゃけ、この手はアメトラブランドをはじめ、いろんなところが手がけてますが、さすがベオーマ、リング部分の補強や剣先にブライドルを用いたことで、しっかり上質なオーラ漂う仕上がり。

長めのサイズのため、イイ具合にベルトの垂れを楽しめるのも魅力です。ちなみにウェビングは無地とストライプの２ タイプ。それぞれ豊富な色バリを展開するため、自分好みのベルトが必ず見つかるはず。英国製にもかかわらず、お値段も極めて手頃ですから、薄着の春夏の良きアクセントとなる一本をサクッと行っときましょう♪

さりげなく洒脱に見せる茶×ベージュのストライプ

マナベのシャツ4万8400円、キクスドキュメントのカットソー1万7600円（HEMT PR） ビームス プラスのニット1万5400円、同パンツ2万6400円（ビームス プラス 原宿）

あえてのビビッドカラーでいつものデニムを新鮮に

フルーツオブザルームのスウェット7150円（ギャレット） イカイのパンツ3万7400円（ビームス ハウス 丸の内）

BEORMA［ベオーマ］
リングベルト

腰に馴染むしなやかウェビングを使用したリングベルト。レザー部分はブライドルだ。無地は25㎜幅、ストライプは30mm幅で、それぞれ豊富な色バリを用意している。ベルト長は共に120cm。各1万2100円。4月上旬発売予定。

※表示価格は税込み

写真／若林武志　文／吉田 巌（十万馬力）　スタイリング／武内雅英　ヘアメイク／北村達彦