【ハンティングワールド】フィッシングJK＆クレイジーバチューがアーバン仕様にリモデル

【今年を逃すと買えないかも!?　生涯記録に残る名門の周年モノBEST9】
実は2025年はホームラン級の当たり年！　偶然にも周年モノが大量発生してるんです。し・か・も、そのどれもが格の高〜い「名門の顔」を担うような傑作ばかり。ワードローブのレギュラーになり得る周年オールスターのなかから、生涯記録に残るベスト9を選出します！

ブランド誕生から60年
FILE8：ハンティングワールドのフィッシングジャケット＆クレイジーバチュー

冒険家としても活動していたボブ・リー氏が、ハンティングワールドを創設して60周年目を迎える今季、その足跡を振り返りながら、今にも寄り添った記念碑的アイテムが目白押し。

まずフィッシングジャケットは、なんと9歳の頃にフライ針の巻き方をマスターしていたという、熱狂的釣り好きだったボブ氏にとって、ある意味原点的アイテム。

自身の経験を元に同ブランドでも古くから展開していた隠れ名品なんですが、今作はロッドホルダーやD環といった釣り用の意匠を取り入れながらも、街使いしやすいシルエットにアレンジ。艶やか〜な化繊生地との相乗効果でアウトドア風味をマイルド化し、見事令和の街仕様へと転身してます。

同じようにモダン路線へと舵を切ったのがクレイジーバチュー。バチューグリーン × ブラック × カーキという、3色のバチュー・クロスを贅沢にコンビ使いしつつ、“奇抜”じゃなく“洒脱”な顔つきに着地させる手腕はサスガです。

伝統のアウトドアスピリットを継承しつつも、いつ見ても古さを感じさせない製品を！　というブレない姿勢に敬礼！

創業者の冒険家マインドを投影した良品がズラリ！

HUNTING WORLD［ハンティングワールド］
フィッシングジャケット＆ミニ アバディーン

どちらも同社の歴史を辿る伝統的アイテムなのに、まったく古さを感じさせないのがすごいとこ。ジャケットはポケットが多彩で誰でも仕分け名人に。ジャケット／16万5000円。バッグ／W24 × H18 × D12cm。20万9000円（ハンティングワールド帝国ホテル店）

軽くて艶やか～な化繊生地は春以降も◎

獲物を収納するゲームポケットも用意

1分で分かる！
トラッドな旅カバンの立役者【ハンティングワールド】の記録

1965年：米NYにて冒険家のボブ・リーが創業

1972年：ブランドの代名詞となる「バチュー・クロス」が誕生

2015年：創業50周年でグローブ・トロッターなどとコラボ

2022年：バチュー・クロス誕生50年目にブルックスブラザーズとコラボ

 
※表示価格は税込み

［ビギン2025年4月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。