夢のパープレイ!?ゴルフのエリート「キャロウェイ」が72打の連載スタート! 
                  
       
      
ゴルフブランド「キャロウェイ」のことを、雑誌ビギンがモノ誌の視点で改めて考えました。 1年間72本の連載で、ギア・アパレル・店舗の魅力を徹底解説いたします。これを読んで、いざ今年のゴルフはキャロウェイではじめよう!
[1st Shot] 
ここで「キャロウェイゴルフ」のクラブ傑作史を簡単におさらい! 
			
				
				1982年に当時63歳だったイリー・キャロウェイ(左)が、カリフォルニア州パームスプリングスのゴルフクラブメーカーを買収したことでキャロウェイの歴史は始まった。86年にリチャード・C・ヘルムステッター(右)がチーフ・クラブデザイナーとして参画したことで、数々の革新的な製品が世に送り出されることになる。
				  
			
				
				1988年にS2H2が誕生。「S2H2」とは、短く(Short)、まっすぐに(Straight)、貫通した(Hollow)、ホーゼル(Hosel、シャフトとヘッドの接合部)の頭文字から命名。重すぎたウェッジを削ったことで誕生したこの革新的なデザインはスイートスポットを大きくし、打感を良くすることに貢献した。この発見が多くの名作ウッドを作ることに繋がっていく。 
				  
			
				
				1991年に大型ヘッドのドライバー、BIG BERTHAが発売される。S2H2の思想を受け継ぐことで、メタルドライバーの重さは変えず、ヘッド体積を大型化することに成功。170{hlb}cc程度が主流だった時代に、190ccの本作は、慣性モーメントが大きくなり、誰でも簡単に遠くへ、まっすぐ飛ばせるようになった。95年には250ccのグレートビッグバーサを発売し、これも世界的に大ヒットした。
				  
			
				
				2000年には名作中の名作パター、ホワイト・ホットが誕生。97年にキャロウェイがパターメーカー、オデッセイ・スポーツ社を買収。イリー・キャロウェイの「ボールのカバーと同じ素材にしてみたら?」という一言がきっかけで誕生した、ボールと同じウレタンインサートのパター。今なお愛用者が多い「パターと言えば」の革命的一本だろう。
				  
			
				
				2019年、ついにEPIC FLASHが生まれる。大ブレイクしたGBB EPIC STARから搭載されたジェイルブレイクテクノロジーはそのままに、フェースをAIが設計。従来のフェース設計は8~10回のテストが行われるが、AIとスーパーコンピューターによって15,000通りの構造を計算。その結果圧倒的な安定性と飛距離を実現し、市場に衝撃を与えた。クラブの進化を数十年早めたと言っても過言ではない。
				   
今期のアパレルを先行してちょっと見せ! 
今年の春のキャロウェイは、王道のポロシャツにニットベストのスタイルや、石川遼プロが着用し始めたことでこれももはや定番のモックネックスタイルはもちろん、ストリートの流行を取り入れたゲームシャツ デザインのニュースタイルまで幅広い展開です。どんなメンバーで、どんなゴルフ場に行くのか、楽しい想像を膨らませながらアパレルの解説もお楽しみに!
(問)