Jan-13-2025

【 2024-25 ビギンベスト100 】第51位〜60位

51位〜60位

2024年にHITしたモノランキング「Begin Best 100」
年末恒例・疾風怒涛の100連発ランキング「ビギンベスト100」! 1万円札を諭吉と呼ぶ時代が終わっても、「もうええでしょう」なんてことは一切ございません。さぁ、今宵も一緒にバック・トゥ・ザ・2024!!!

51

ジェロム・レ・バンナ K-1復活&引退

[選定理由]
【仏の顔が最後(泣)】編集長イチカワの独断と青春の日々を大きく反映させまして、1本御免!

さぁ~ベスト100もいよいよ折り返し。で、先陣を切るのはこの男。持ち前の男気から「K-1番長」と呼ばれ、旧K-1時代にはピーター・アーツ、アーネスト・ホーストらと名勝負を繰り広げてきたレジェンド。うっ、汗が目に染みて後光が挿して見えるぜ。コレは決して涙なんかじゃないぜ!

「K-1 WORLD GP 2024」(2024年10月5日、大阪)で14年ぶりにK-1へと参戦、K-Jeeと対戦した1R1分26秒、右ハイキックに顔面を打ち抜かれて壮絶に散る!!! 試合後に引退を表明し、「日本のファンは世界で最もいい観客だと思っています、だからここまで続けることができました」と、最後までナイスガイでした。御年51歳の英雄のカムバックに涙の51位を進呈します!

ちなみに……
ビギン的帰ってきた英雄はコレだ!

オアシスも帰ってくるね~♪

ギャラガー兄弟

最新にして最後の!? 伝説的英ロックバンドの軌跡をルックバック! ギャラガー兄弟がともに応援するマンチェスターCが初のサッカー欧州一に輝いたことも仲を取り持ち、ついに復活。2025年10月には待望の来日公演も!

ホワイトハウスコックスの3つ折りウォレット

ホワイトハウスコックスの3つ折りウォレット

2022年に潔く身を引いた名門が、情熱溢れる日本企業の熱意を受け復活。残された製品を基に金型を起こし直し、このご時世に改めて完全英国生産態勢を整えた奇跡。ウェルカムバックWHC!! 各6万4900円(ヤマニ)

52

オールドメキシカンジュエリー

ネイティブ・トゥアレグに次ぐヨカン!

ネイティブ・トゥアレグ

オールドメキシカンジュエリー

[選定理由]
ネイティブ・トゥアレグに次ぐ第三の矢として、メキシカンが来る予感!

デザインがモノを言うアクセ界で、2024年という時流のなかでご紹介したのがメキシコ発のこちら。魅力はズバリ、無骨さと都会的デザインの卓越したバランス感でしょう。

およそ一世紀も前、銀の採掘地タスコに流れ着いた米国人が興したとされるかの地の銀アクセ産業。やがてNYの百貨店や欧州メゾンにも目を付けられ……と語れる背景もバッチリ。今後も要チェックや! 全て一点モノで、3万9600円~(フォート・ジェネラル・ストア)

53

アイヴォルのヴォルシステム

レンズでかなえたサン業革命

アイヴォルのヴォルシステム
見るスペックが超ハイスペック!

[選定理由]
サングラス選びの視点をくっきり鮮やかに塗り替えた

年間ベスト100の常連からは渾身の高機能レンズレーベルが見事ランクイン! 国内屈指の老舗レンズメーカーに特注し、「アーバン」「フィッシング」「フィールド」の用途別に超ハイスペックなレンズを用意。

緑色の色素が際立って見える特殊色素を練り込んだ写真のフィールドレンズモデルは、キャンプで使えば景色が鮮やか、ゴルフで使えば芝目が読みやすく重用と、争奪戦が勃発したとか。3万5200円(アイヴォル トウキョウ ストア)

54

イノベーターのキャプテン

北欧チェアのキャプテン

イノベーターのキャプテン

[選定理由]
北欧デザインに、知る人ぞ知る老舗がまだ隠れていたなんて!

新年にあたり、インテリア好きにぜひ覚えて欲しいのが「イノベーター」という名前。同社が創業した60年代までは、よき家具とは重厚な置物のような存在でした。そこに一石を投じたのがイノベーターで、’76年発売のキャプテンは同社の代表作。

航海を楽しむ船長のイスを下敷きに、滑らかに動くキャスター付きの機能美が◎。2024年の日本直営店オープンを受け、その功績に改めて目を向けた次第! 各5万8300円(イノベーター 表参道)

北欧らしいカラバリも◎

イノベーターのキャプテン

55

au Design projectのINFOBAR型アップルウォッチケース

Y(予約分が)2(20時間で)K(完売!)

au Design projectのINFOBAR型アップルウォッチケース

[選定理由]
2000年代と現代の名作が融合、これぞ1本満足BAR

北欧デザインの次は日本の名作デザインを。2003年発売でMoMAの永久収蔵品にも選ばれた深澤直人氏デザインのガラケーが復活!? と言ってもアップルウォッチケースなんですけどね。

アンテナやボタンもダミーだし、腕に付けられないのでヘルスケア機能も使えず、でもそんな不便さもガラケー的だと平成温故知新が全開。そういえば、アップルウォッチのデザイナー、マーク・ニューソン氏も同プロジェクトに参画してましたっけ。

ゆくゆくは深澤直人デザインの生成AIマスコットも登場!?

生成AIマスコット

56

セバゴのジェームス復活

名靴の米騒動

セバゴのジェームス復活

[選定理由]
歴史に埋もれていた幻の名品が日本で限定復活!

本年も相次いだ革製品の値上げ(涙)。こと革靴界は影響モロ被りで、かつて憧れたあの名品も雲上の存在に……なんて例もザラですが、それならメイン州発のローファーでお馴染み「セバゴ」が吉。

同社の“じゃない方”の名作「ジェームス」が日本限定で復活し、ローファーのような、ダービー靴のような、ボートシューズのような顔つきとU-5万円というプライスにトラッド好きが沸きました。4万9500円(トヨダトレーディング プレスルーム)

57

ジ・オニツカのダービー

知らぬと赤っ恥!

ジ・オニツカのダービー

[選定理由]
日本が誇る、時代を超えた世界レベルの足元として、適切にもほどがある!

片や我が国が誇るシューズブランドのひとつオニツカタイガーにも、ドレス靴があるって知ってた? その名もジ・オニツカ。じつは国外の洒落者からも熱視線を浴びまくりで、アイコンモデルがこの「ダービー」です。

姫路でなめした神戸牛レザー製で、ソールは衝撃吸収性◎のアルファゲル搭載のシャークソール! そのスゴさを押さえておくと、訪日客にも色々と語れちゃいますよ。4万9500円(オニツカタイガージャパン お客様相談室)

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エコペット

エゴに応えるeco

エコペット

[選定理由]
国内最古のリサイクル繊維ながら、今だ第一線で活躍中

2024年も引き続きファッション業界のトレンドは「サステナブル」。そこで存在感を示したのが、1995年誕生、国内のリサイクル繊維で最も歴史の古い「エコペット」。

じつはリサイクル素材の先駆け的存在

エコペット

使用済みのペットボトルや衣料などを原料にした再生ポリエステルで、環境の配慮に加え機能糸や素材のバリエーションの多さがウリ。1枚目写真のサウザンドマイルのセットアップはじめ各ブランドが続々と採用し、オシャレも諦めたくない“エゴ”にも応えてくれました。完売。

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アイロボットのRoomba Combo Essential robot

ついに……3万円台!?

アイロボットのRoomba Combo Essential robot

[選定理由]
買うのを躊躇していた人も飛びつく衝撃のコスパ

インフレ時代の救世主として、あのルンバについに3万円台のモデルが!? 自慢のセンサーを搭載し、基本の掃除機がけはもちろん水拭きも同時に行えるほか、専用アプリにも対応。たいていのお宅なら、これで十分と感じるはず。

しかもユーザーからリクエストが多かった「ホワイト」も12年ぶりにラインナップ。衝撃のコスパに、諭吉さん……じゃなかった、渋沢栄一も目を白黒させました。各3万9300円(アイロボットサービスセンター)

60

トヨタのRAV4

LOVEにまみれて30年

トヨタのRAV4

[選定理由]
街乗りSUVの元祖! デビュー30周年を祝して

今や世のクルマシーンを席巻するSUVですが、街乗りできるSUVの元祖といえば「好きにまみれろ!」のコピーでおなじみRAV4。これまで180以上の国・地域で販売され、累計販売台数はなんと1400万台以上、世界で最も売れるSUVなんです。

30周年の今年は、本誌でも連載「深野食道」に加えコラボグッズも展開。全国各地で自発的にミーティングが開催されるなど人気は衰え知らず、来年もファンのLOVEを受け止めてくださ〜い。

ビギンのLOVEが詰まったコラボグッズも展開中!

RAV4コラボグッズ

ジェリー鵜飼氏、FACE氏のイラストもかわいい。ユニバーサルオーバーオールの難燃エプロン9900円。トランクカーゴ各4980円。ステッカー1980円(以上、ビギンマーケット)

 
※表示価格は税込み


[ビギン2025年2月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

2025年2月号表紙

Begin 2025年2月号

ビギンベスト100&昭和BB100

定価820円(税込)

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