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Dec-16-2024

好感度爆上がりの「ソーシャルギフト」って何だ? その魅力や使い勝手を解説します

ソーシャルギフト

通年Santaになるギフトルール
1年で何回かある、ギフトを贈る場面。老若男女大好きなサンタクロースみたいに、常に相手の“欲しい”を読み取って、グッドタイミングで贈ることができる=「通年サンタ」になれたら素敵じゃない? ギフト選びのルールをアップデートしましょ。脱・オジSanta!

【ほんの気持ち♡】ギフトも“先延ばしにしない”が吉。Speed意識で「贈り上手」になれる!
気持ちはスマホで贈る時代「ソーシャルギフト」って何だ?

教えてくれたのは

豊田弥生さん
ギフトモール オンラインギフト総研 研究員 豊田弥生さん

オンラインギフトの可能性に着目し、利用率の推移や市場動向を分析。私生活でもソーシャルギフトを活用する、ギフトの達人だ。

今どきギフトはスマホでピッ!

最近の若者はギフトだってスマホをフル活用。さくっと気軽に贈り合っているのを見たことはありませんか。あれって何? どういう仕組なの? と気になっている方のために、ギフトのプロに聞いてみました。

「いわゆるソーシャルギフトは大きく分けて2種類あり、後日商品をお届けする郵送タイプと、バーコードを提示し商品と引き換えをする店舗タイプがあります」

こう語るのはギフトの研究を続ける、ギフトモール オンラインギフト総研 研究員の豊田弥生さん。

「ソーシャルギフトは2010年代に登場し、ネットを利用した新たなギフトの購入の仕方・贈り方の認知が広まりコロナ禍で急速に広まりました。2023年の調査では、全世代の5人に1人、20代に至ってはじつに4人に1人がソーシャルギフトを利用した経験があるという結果も出ています」

ソーシャルギフト
コロナをきっかけに利用者数は倍以上に

ソーシャルギフトって、そもそも何がいいの?

いつのまにか生活に浸透し、贈り物の新常識になりつつあるソーシャルギフト。ぶっちゃけ、何がそんなにいいんですか?

最大の魅力は何といってもスピード感。思い立ったらすぐに贈れるので、誕生日や母の日、父の日といった特別な日をうっかり忘れていても、SNSで瞬時に贈ってカバーできる。だから、『忘れてた!』を防げます(笑)。離れて暮らす家族に、今この瞬間も気にかけているよという気持ちをスピーディに届けられる。まさにスマホ時代ならではのギフトといえます」

また、住所や本名など個人情報を知らなくても贈れる点も人気の理由。

「たとえば、実家で里帰り出産した部下や本名を知らないSNS仲間の誕生日、飲み屋で会う友達にだって、気軽にクリスマスプレゼントを贈ることができます」

さらに、相手が好きなタイミングで受け取り、利用できる自由度の高さもポイントだと言えます。

「最近増えている、ヘッドスパやエステなどの体験型ギフトがその好例。チケットの受け取りから予約のタイミング、利用日まで相手に選択権があり、好きな日時で使えるので負担なく楽しめます。そうした相手の自由を尊重するところも、ソーシャルギフトのメリットといえますね」

スピーディに贈れる。だから好感度爆上がり!

ニューノーマルな贈り物であることがわかったところで、豊田さん、デジタルネイティブではない我々ビギン世代が、失敗せずにソーシャルギフト上手になれるコツも教えてください!

「まずは気心の知れた方に、カジュアルなシーンから始めてみては。プロジェクトの完了後、共にがんばった部下へ、感謝の気持ちを込めて贈るのもありだと思います」

コーヒーチケットにありがとうの一言を添えて、スマホでさくっと贈る上司、何ともスマートじゃありませんか。その粋な計らいに、Z世代の部下からの人気も爆上がりしそう。

「ソーシャルギフトは一度贈られた人が次に贈る側になるケースも多く、今後ますます利用者は増えていくと予想されます。そして、ソーシャルギフトを贈った経験がある人は幸福度が高いという調査結果もあるんですよ」

ベストなタイミングで贈れるから、周りがどんどん幸せになり、且つギフト上手をアピールできる。これは多忙な働き世代にとっての武器になるはず。ギフト選びで迷ったときの賢い手段として、活用度大です!

ソーシャルギフト
例えばこうやって使う

[Lv.1]遠方に住む家族にサプライズ!

ギフトモール

ギフトモール

約76万点の商品を扱う日本最大級のギフト専門のオンラインサービス。相手の属性、シーン、予算に合わせた検索機能が充実し、離れて暮らす義母の古希祝いなど、好みがわからない相手に贈る場合も悩まない。名入れなどパーソナライズドギフトも充実。
▶︎「ギフトモール」のHPはこちらから

[Lv.2]同僚に仕事のお礼をさくっと♪

LINEギフト

LINEギフト

LINEアプリ内で手軽にギフトを送れるサービス。コンビニスイーツやコーヒー店のドリンクチケットなど、1000円以下のカジュアルな商品も豊富。住所を知らなくてもLINEで贈れるため、会社の同僚などに感謝の気持ちをさくっと伝えるときにも便利。
▶︎「LINEギフト」のHPはこちらから

[Lv.3]後輩の転機を祝ってスマートに

MOO:DMARK by ISETAN

MOO:DMARK by ISETAN

伊勢丹のミレニアル世代向けオンラインギフトブティック。人気グルメや洗練のファッションアイテムなど、センスのいいギフト3500種類以上が1000円以下から揃い、お洒落な後輩からも一目置かれそう。困ったらギフトコンシェルジュにも相談可。
▶︎「MOO:DMARK by ISETAN」のHPはこちらから

Z世代編集部員が考えるオジSantaはこんな感じ
 

オジSanta

 
「今度っていつ!?」。思わずツッコミたくなる先輩からの謎LINE。いつも仕事は報連相だとか何とか言ってるけれど、先輩こそしっかり報連相してください!

 
※表示価格は税込み


[ビギン2025年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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