無印良品で発見! 1000円ちょっとの汁椀なのに、みょ~に雰囲気がある件
毎日使える伝統“硬”芸品
上の汁椀、1000円ちょっとで販売されているモノの割に、みょ~に上質な雰囲気を醸し出していると思いません?
それもそのはず。越前漆器の産地として知られる福井県河和田地区の職人が、一点一点手塗りで仕上げているんです。
別の製品だけどこんなふうに塗られる
低価格の理由は素地。木粉とメラミン樹脂の成型品を採用することで、天然木100%よりリーズナブルに、かつ気軽に扱える硬さ=タフさを備えているってワケなんです。
「漆器は『ラフに扱ってはいけない』イメージですが、これなら毎日の食卓で安心して使えます。ウチのはだんだんイイ味が出てきてるんですよ」(ビギン編集部 サトミ)
無印良品の河和田塗り汁椀
大産地のひとつ、福井県の河和田地区で、職人が手作業で仕上げる。木粉とメラミン樹脂をミックスした素地に天然の漆を塗り重ねることで、デイリーユースも安心な丈夫さを備え、使い込めば光沢も増していく。径12×H6.5cm。各1102円(無印良品 池袋西武)
買い説者:ビギン編集部 サトミ
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年7月号の記事を再構成]
写真/若林武志 武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 桐田政隆 臺代裕夢 スタイリング/鈴木 肇 イラスト/TOMOYA 田中 斉