まさかここまで!? デニムに追求した美しいアタリへのこだわり
ヴィンテージデニムのバナーを解体、研究し、糸の一本一本に至るまで徹底的に追求したオーセンティックデニムで知られるウエアハウス。ってのは周知の事実ですが、じつは裾上げにまでコダワリが秘められてるって知ってました?
ウエアハウスのLot.1001
ヴィンテージデニムのバナーを解体&研究して生まれたデニムを採用。創業から17年間変更されなかったシルエットを、2013年、裾にかけてやや細くなるオーセンティックで理想的なシルエットにモダナイズしたフラッグシップモデルだ。2万1000円(ウエアハウス)
パッカリング専用 ミ神
「1950年代のアメリカで使用されていた旧式ミシン、ユニオンスペシャルで裾上げされています。これで仕上げると、ヴィンテージさながらのパッカリングが出るんですよ」(ウエアハウス プレス 藤木さん)。
裾がねじれてアタリが出現する
せっかく突き詰めたディティールを裾上げでカットしてしまったら台なし。デニムの色は抜けても仕事の手は抜かない、お見事!
買い説者:ウエアハウス プレス 藤木将己さん
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年7月号の記事を再構成]
写真/若林武志 武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 桐田政隆 臺代裕夢 スタイリング/鈴木 肇 イラスト/TOMOYA 田中 斉