スイスの駅で3000か所以上採用されている時計って?
日常でとりわけ時間を気にするシーンは、駅です。またステーションクロックやレイルウォッチ由来の名作が多いように、鉄道と時計は切っても切れない関係。なかでもエキスパートな傑作をビギンの時計担当セキグチが語ります。
時計の聖地スイスで活躍する駅スパート時計
「バーゼルでスイスを訪れた際、やっぱ駅の時計もカッコいい。赤い秒針がキャッチーで、いろんな場所で同じ時計を目にする。それがモンディーンだったんです。しかも日本でも買えるんですよ」。
1944年にスイス国鉄で採用されて以来、今なお3000か所以上で現役。これを日本でも買えるって、知らなきゃ損ですよね!
モンディーンの時計
ステーションクロックは’44年にスイス国鉄職員兼デザイナー、ハンス・フィルフィカーがデザイン。’86年にデザインを踏襲した壁掛けや腕時計が登場。クロック/径40cm。5万5000円。腕時計/径36mm。SSケース。革ベルト。3万円(以上、DKSHジャパン)
目を引く赤い秒針は駅長が持つ発車信号灯から
買い説者:ビギン編集部 セキグチ
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年7月号の記事を再構成]
写真/若林武志 武蔵俊介 文/吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 桐田政隆 臺代裕夢 スタイリング/鈴木 肇 イラスト/TOMOYA 田中 斉