目利きが驚いた! 名作パンツの5大タレコミニュース
パンツネタを探して今回も古今東西を泥臭~く探しまくりました。ハイ、大変でした(笑)。その過程で出会い、ビギンスタッフが惚れ込んだ、いい意味でひとクセのあるネタをまとめてここらでご紹介!
スタイリスト武内さんが、アイテムをリサーチしてて一番驚いた!!サコッシュ付きのパンツ!?
MAKE SENSE LABORATORY/メイク センス ラボラトリーのTEBURAパンツ
ベルトループを備えるが、後ろ側はゴム入りのイージー仕様。股上にゆとりを設けたワイドシルエットで、ポリウレタン混の強撚糸コットン地でハリやコシと伸縮性を両立させている。袋部は薄手のリップストップナイロン。1万6000円(メイク センス ラボラトリー)
スタイリスト 武内雅英さん
職業柄いろんなパンツに目を光らせてます。昨今は世相を反映してスマホなどが入る大ぶりポケットのパンツが増えますが、ちょっくら別方向で突き抜けてたのがコレ。その名も「TEBURAパンツ」。
ウエスト部の内側にサコッシュ状の袋が縫い付けられていて、必要なときはペロリと外に折り返す。と、ほら、いくらポケットが大きくても、内に詰め込むとシルエットがモタつく、その心配がないんです。(スタイリスト 武内雅英さん)
キャンプ好きライター押条さんが、即・食いついた!!使いやすいオリーブシャカパンが2way♪
SNOW PEAK/スノーピークのキャンピング2wayフィールドパンツ
ベースはクライミングパンツ調。切り離し部分にもひと工夫があり、前面はジップだが背面はスナップボタンにしているため、しゃがんだときに膝裏へのアタリが少ない。これはナイスアイデア。コーデュラナイロン56%、コットン44%。2万2000円(スノーピーク)
ライター 押条良太さん
短パン⇔フルレングスを使い分けられるこの手のパンツって、荷物を減らしたいキャンプやBBQで重宝します。しかもスノーピークアパレルってところで個人的評価2 割増し(笑)。
ココのキャンプギアが大好きってのと、街とフィールドをシームレスにつなげるような色使いが見事なんですよ。コーデュラナイロンを使ったこのオリーブ色もいい感じでしょ? 夏の街着としても穿き倒せます!(ライター 押条良太さん)
アウトドアブランドに詳しいライター礒村さんのお墨付き!サイドの止水ジップがアウトドア的側章に!
HAGLOFS/ホグロフスのL.I.MシリーズⅢパンツ
ホグロフスらしいスマートな立体裁断の防水透湿パンツ。サイドジップは汗をかくアクティビティのときの通気としても使える。ゴム入りのウエストやジップ付きのフライフロントなどを備え、取り回ししやすい。2万8400円(アシックスジャパン ホグロフス事業部)
ライター 礒村真介さん
「ホグロフスのL.I.Mシリーズは、レス・イズ・モアを標榜するライトでミニマルなライン。パンツは脚さばきを考慮してテーパードしていて、カッコいいんだコレが。
2層構造のゴアテックス パックライトを採用したレインパンツで、ブーツを穿いたままでもスピーディに着脱できるようにとサイドに長~い止水ジップが備わっています。
まるで側章のような視覚効果。センスよく街穿きしてください。(ライター 礒村真介さん)
ハワイに造詣の深いライター、トロピカル松村さんが太鼓判!レア度抜群のヴィンテージアロハ柄
GOLD/ゴールドのコットンハワイアンバルーンパンツ
1940年代製のヴィンテージアロハシャツの絵柄を忠実に再現し、薄手でハリのあるコットンスラブ生地にプリント。ブランド定番のバルーンシルエットで、トロピカル指数は最高潮。共生地のシャツも展開する。1万8000円[ゴールド(東洋エンタープライズ)]
ライター トロピカル松村さん
アロハシャツの中でもパイナップル柄は正統にして王道ですが、これはヴィンテージと見紛う雰囲気があります。
しかもよく見ると地の部分には薄~く別の絵柄がプリントされているという手の込みよう。
これが古着を漁らなくても新品で手に入るなんて! ゴールドはヴィンテージ復刻の技術をひたすら磨いてきた東洋エンタープライズによるレーベルです。いやぁ~さすがの出来栄えに納得です!(ライター トロピカル松村さん)
ストリートファッションを通ってきた、ライター桐田さんに刺さった!ジャージートレンドの2歩先を行く!?「フィラ」
FILA×FREAK’S STORE/フィラ×フリークス ストアのトラックパンツ
フリークス ストアによる別注で、ゆとりあるシルエットのナイロンジャージーパンツ。1990年代のトレーニングパンツを意識しており、両サイドにFILAの文字をプリントしたテープをあしらっている。裾ゴム仕様。1万1800円(フリークス ストア渋谷)
ライター 桐田政隆さん
ストリートではジャージー回帰真っ只中で、3本ラインのブランドがメインストリームです。
でも、僕はアマノジャク気質だからブランドでヒネリが欲しい! ってことでフィラ。1990年代チックなロゴテープ使いがいなたくて、もう辛抱たまりません。
世代的にもグッとくるんですよね。細かいですが、フロントに社会の窓風のステッチがある点も◎。実際は開かない、ただの飾りなんですけどね。(ライター 桐田政隆さん)
※コーディネート商品はスタッフ私物です。
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年7月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一、穂苅麻衣(BOIL) 上野 敦、船元愛美(プルミエジュアン) 小尾淳介 文/いくら直幸 秦 大輔 黒澤正人 桐田政隆 トロピカル松村 押条良太(押条事務所) 今野 壘 宮嶋将良 吉田 巌(十万馬力) 礒村真介 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/TOYO(Bello) イラスト/TOMOYA daisketch