色バリも実は豊富! ヘインズで学ぶ、インするTの鉄板論
肩肘張らない男のワードローブといえば、やっぱりTシャツですよね。ただしシンプルなぶん、少しの着方の変化で印象も大きく変わってくるワケで、それだけに色柄やボディ論争は、毎年この季節の恒例行事みたいになっています。
首がキュッと詰まってるから
さりげなく&確実にチラッ♪
これ見よがしじゃない配色の分量がキモ
で、Tシャツを着こなすとき、それ自体の色合いも大事だけど、それをもっと引き立てる小さなテクニックが、“首元の差し色”です。
ここで中に着たのは無地Tの大定番、ヘインズのビーフィーT。キュッと目の詰まった丈夫なネックリブが、内側に着た際にちょうどいい見え方をしてくれるんですね。
そこに色が入るだけで、着こなしにグッと奥行きが生まれるから、あら不思議。下心と一緒で、露骨に見せないことが肝要です(笑)。
差し色に効く!
ヘインズのビーフィーTシャツ
厚手の6.1オンスコットン製丸胴ボディもしかりだが、とにかくヘタりにくいネックリブ。クセのない形と“牛のよう”という触れ込み通りのタフさで、ヘビロテを約束する名品だ。各1500円(ヘインズブランズ ジャパン)
動いてもしっかりチラッ♪
しっかりしたリブだから、激しく動くと上に着たTシャツで隠れてしまう…な~んて心配も不要。ジャクソン マティスのTシャツ7800円(ハンドイントゥリーショウルーム) サンディニスタの帽子4500円(トゥー・ステップ)
さらに1UP!「色を拾う」
「確実にチラ見せができるビーフィーTは有用ですが、色選びでもう1ランク上に。それは、外に着るTシャツのプリントに合わせること。そこの色を拾うことで、よりまとまりが生まれるんです。」(スタイリスト 武内さん)
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年6月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一 文/いくら直幸 吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 星野勘太郎 伊藤美玲 礒村真介 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 黒澤卓也 栁澤 哲 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/北村達彦 イラスト/TOMOYA daisketch