Mar-11-2024

キャッシュレス化が進んだ今、財布は「フルコン(FULL&COMPACT)」時代に

GANZO ガンゾ コードバン Lファスナー 二つ折り財布

約10年前“収納力”が命の「デカ財布」、約5年前“小さい”が正義の「ミニ財布」、キャッシュレス化が進んだ今、財布はフルコン(FULL&COMPACT)」時代に。

“小さくて入る”がスタンダード!

かつて大衆の心を掴んでいたのはデカさ。曙VSボブ・サップの超ヘビー級対決には、誰もが心踊らせたはず。ただ時は流れ、いつしか注目を集めたのは高度なテクの応酬。天心VS武尊のような軽量級対決がメインストリームにのしあがりました。

え? なんの話?と首を傾げる方も多いかもしれませんが、実は一見なんの脈絡もないように思えるこの格闘界の変遷は、そっくりそのまま財布界にもフルコンタクト!

5年ほど前からキャッシュレス化が加速し、「デカ」→「ミニ」へと人気が急シフトしたのはご承知の通り。ですがこの数年の間でライフスタイルはさらに一新されました。では改めて今財布に求められている要素って一体なんなの? 

国内外の有力ブランドを調査したところ、見えてきた答えがこの「フルコン財布」!(©ビギン) 要は“小さい”だけを極めた財布ではさすがに不便で、ある程度の収納力が欲しい……けどかといって今さら大きいのには戻れない……な〜んて考えるユーザーが増え、“いっぱい(フルに)入る”けど“コンパクトなまま”の財布に熱視線が注がれてるそう。

結果として各社の売れ筋もフルコン系へと変化し、なかにはわざわざ新開発するブランドも。

ガンゾはその筆頭で、上の財布は22年末に投入されて以降、完売⇔再入荷を繰り返す売れっ子。稼働する札入れの仕切りを設けたり、ミリ単位までこだわりながら多層構造に設計することで、カード&領収書類なんかの仕分けも容易にしていたりと、コンパク度の高さからは想像できないほど収納豊富。

各社がしのぎを削り、いたずらにコンパクト性を追求せず、使い勝手に配慮したベストサイズの良品が集う財布界。実は財布は今こそ買い時なのかも。

GANZO ガンゾ コードバン Lファスナー 二つ折り財布

GANZO[ガンゾ]
コードバン Lファスナー 二つ折り財布

屈指の人気を誇る国産コードバンシリーズに、久方ぶりの新型として投入された力作。同社初となるL字ジップの小銭入れや背面ポケットも、フルコンを実現するために取り入れたもの。上質革で小さくても品革◎。W10.5×H9×D2.8cm。6万4900円(ガンゾ 本店)

札入れ:1 コイン入れ:1 カードポケット:5 内ポケット:3 背面ポケット:1

コンパク度CHECK

GANZO ガンゾ コードバン Lファスナー 二つ折り財布

GANZO ガンゾ コードバン Lファスナー 二つ折り財布
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※表示価格は税込み


[ビギン2024年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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