[Begin Best 100]番外編 ショット110周年
2023年のベストヒット&2024年流行るモノランキング「Begin Best 100」番外編
「創業100年超」「未だ母国生産を貫く」「メイド・イン・USA」……いつの時代も服好きの琴線を刺激するこれらのキーワード。2023年に110周年を迎えたショットを、最後にねじ込みたい!
110スター版の星条旗を進呈!
SCHOTT[ショット]
110th ONESTAR RIDERS
50年代初期のダブルライダースがベース。頑強なカウハイドにウォッシュ加工を施し、擦れた箇所からは茶芯が覗くなど、0年目からヴィンテージの雰囲気を味わえる。19万8000円(ショット グランドストア トーキョー)
[選定理由]
レザーライダースのど真ん中としてちょっとショットは外せない!
1913年、創業。1928年にはイチ早くジッパーを用いたライダースを世に送り出し、50年代に考案したダブルライダース613は、ワンスターの愛称で親しまれるように。
前合わせを2重にして防風性を高めたダブル仕様のレザージャケットは、男前なデザインでファッションとしての地位も確立します。ディス・イズ・ジ・アメリカン!な初期型ワンスターがめでたく復刻された110周年を祝して、勝手ながら110スター版の星条旗を進呈します!
2023年は名ブランドの周年イヤー こんなにあるぞ!
Over100周年ブランド
御年110歳のショットの他にももっと、オーバー100周年のアニバーサリーが目白押しでした。きっと今後も変わらず定番であり続けるであろう名品をチョットだけ振り返りましょう。
[115th]パラブーツ
マクロン大統領も愛するフランスの国民的シューズ
仏アルプスの玄関口に位置するイゾーにて創業。伝統的な山岳シューズを街履き用に洗練させた「ミカエル」はアイコン的存在だ。ビギン特別編集で完全BOOKも作っちゃいました! 9万4600円(パラブーツ 青山店)
パラブーツのすべてがわかる『Paraboot COMPLETE BOOK』が絶賛発売中!
マクロン大統領も愛するフランスの国民的シューズ
[115th]コンバース
作業靴からスポーツシューズそしてファッションへ
ラバー製作業靴に始まり、バッシュを経て、累計ウン億足のカジュアル靴に。ブランド生誕115歳を迎え、リサイクル素材や快適インソールなど定番オールスターも進化中。8250円(コンバースインフォメーションセンター)
[125th]リモワ
トロリーと聞いてまず思い浮かぶのがこのカタチ
1898年創業。木製のスーツケース作りから旅を重ね、今やラグジュなラゲッジブランドに。ケースとしての頑強さに加え、経年変化も楽しめるクラシックシリーズが定番。84リットル。27万6100円(リモワ クライアントサービス)
[150th]サンダース
ミリタリー靴を供給してきた英国の良心
英国靴の聖地・ノーサンプトンで生まれ、英国軍にレザーシューズを供給することで発展。150周年記念として、英仏の名タンナー2社のレザーをコンビ使いしたミリタリーダービーシューズも話題になった。もち完売御礼。
[150th]リーバイス®
自由の国アメリカを下半身から支えた
金鉱労働者向けの作業着だったジーンズは、映画スターが着用するなどして世界中で親しまれるボトムスに。写真は誰もが知る名品番「501®」の、大戦後の1947年モデル。3万8500円(リーバイ・ストラウス ジャパン)
※表示価格は税込み
※価格のない商品は完売。モデルの着用商品は過去掲載のもののため省略しております。
[ビギン2024年2-3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。