フォローした特集やタグは、
タイムラインで最新情報を
チェックできます。

フォローチュートリアル
閉じる

モクティのハーフジップパーカ

馴染み深〜い色にして問答無用に惹かれる
モクティのグレー杢トップス

写真のハーフジップパーカをご覧ください。一見するとフツウかもしれませんが、じつはこのパーカの色に硬派な物語があります。というのもこのグレー杢の色みは、日本で初めて作られたグレー杢“そのもの”なんです。

日本におけるグレー杢の開発は、新内外綿という老舗紡績メーカーに勤める職人が、米国のドライブスルーで黒人男性のTシャツ姿に目を奪われたことに始まります。

あのTシャツの風合いを何とかして表現したいと思った彼は、手探りで研究。そして4年の歳月をかけ1967年に完成させた糸の色が、日本初のグレー杢にして、業界の色基準となった「GR7」だったのです。白い綿に黒くトップ染めした少量の綿を混ぜて紡ぎ、糸自体をまだらにしたのがこれの特徴。

なお色名の7は、配合がばれないよう適当につけた数字なんだとか。「モクティ」はそんなグレー杢のパイオニア、新内外綿が立ち上げたブランド。本物のグレー杢は優しい表情に満ち、見慣れているのにやっぱり惹かれちゃうのヨ

 

グレー杢の色みは白×黒の優しい霜降り

白×黒の優しい霜降り

 

作ったのは大阪の紡績メーカー「新内外綿」

大阪の紡績メーカー「新内外綿」当時の内観

新内外綿は1887年創立の老舗紡績メーカー。グレー杢の糸を日本で初めて作り、杢目のようなランダムな表情を指して“杢”と呼んだ名付け親でもある。海外メゾンのハイエンドな製品にもその杢糸が用いられる、実力派だ。

 

職人の情熱が生んだ“本当のグレーの色み”

モクティのグレー杢トップス

モクティのグレー杢トップス

風合いの柔らかさも、トップ染めによるグレー杢生地が持つ利点。なお、スウェットは和歌山の名工場・和田メリヤスの旧式吊り編み機で製作。右から4900円、1万5000円、8900円。記事上のハーフジップ1万4000円。(以上、新内外綿)

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年6月号の記事を再構成]
写真/大嶽恵一 文/いくら直幸 吉田 巌(十万馬力) 秦 大輔 星野勘太郎 伊藤美玲 礒村真介 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 黒澤卓也 栁澤 哲 スタイリング/武内雅英(CODE) ヘアメイク/北村達彦 イラスト/TOMOYA daisketch

Begin Recommend

facebook facebook WEAR_ロゴ