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ヤーモのダスターコート

作業着の上から羽織るリアルなワークコート:ヤーモのダスターコート

今、巷に氾濫するビッグシルエットの服をよくよく観察すると、何となくお洒落に見えるからデカくしただけってのがあまりに多すぎじゃありません? その点1898年創業の英国のワークブランド、ヤーモのコートにはれっきとした意味があります。

バッコーンとしたシルエットや落ちた肩がいかにも今どきですが、こちらは本来、清掃員や工場労働者がほこりから身を守るために着たダスターコート。作業着の上にバサッと羽織るためにこのデカさなんですよ。

ちなみにヤーモは創業以来ずっと英国生産を堅守。当然このコートも英国製です。なのにお値段は極めて安価なのも嬉しいじゃないすか。これもこの服がお洒落着ではなく、労働着だから。日本の服好きが愛情を込めて“英国のワークマン”と呼ぶのも納得なのです。

モデル写真/ゴワッとした生地がデカシルエットを強調し、羽織るだけで今っぽい。サージュデクレのシャツ1万5000円(サージュデクレ) ディッキーズ×ビューティ&ユースのパンツ1万3000円(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)オールデン×ビームス プラスの靴8万4000円(ビームス プラス 原宿)

ヤーモのダスターコートのストライプを拡大

ヤーモお得意のストライプ

 

ダスターコートとは?

ビッグシルエット

ダスターコートは、清掃員をはじめとする英国の労働者が服を汚れや砂ぼこりから守るために着用してきた伝統のコート。芸術家からもアトリエ作業着として愛されてきた。重ね着しても動きやすいようゆったりシルエットがお約束だ。

 

1898年創業 ヤーモのダスターコート

ビッグシルエット

身幅も袖幅も広く、肩も極端にドロップしているが、シンプルなステンカラー型ゆえデカシルエット初心者も着やすい。生地は綿100%のツイル。ストライプ2万5000円、単色各2万3000円。(以上、グラストンベリー ショールーム)

 

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