Jan-15-2024

遊びのスイッチをON♪ にする「HERO12 Black」の魔術とは?

アクションカメラの祖であり、初代(GoPro HERO 35ミリ オールシーズンスポーツカメラ)が2005年が発売されて以来、同カテゴリーを牽引してきたGoProより、最新機種「HERO12 Black」が昨年9月に発売されたのをご存知でしょうか。

様々なアップデートをなされた今作ですが、中でも注目なのが「最大 2 倍の撮影可能時間」となった新バッテリーなんです。そこで、バッテリーの弱点である“寒さ”を求めて隣国韓国に訪れ、#GoProのある生活 を2泊3日で体験してきたのでご紹介します!

教えてくれた人

GoPro Senior Marketing Manager Lee Soo Hun(イ・スホン)さん

◇使用した機材
まずは、Beginが選んだGoProの撮影機材をご紹介!

GoPro HERO12 Black Creator Editionさえあれば、事足りそう‥‥といったところですが、せっかくなので、GoPro初となる外付けレンズ「Max Lens Mod 2.0」も持参することに♪

GoProのプロ、スホンさん直伝「撮影のコツ」!

スマートフォンの普及が久しい昨今。あえてスマホ以外のカメラを持って撮影すること自体が特別ではないでしょうか。そこで、GoProを使うにあったってのポイントを、同社のイ・スホンさんに突撃取材。そこで出てきたコツとは……。

「GoProは誰でも簡単に操作することができます。ただし、完成度の高い動画を作るには、2つのことを意識することをおすすめします」

  • ✓長回しより、短時間(数秒の動画)で沢山のシーンを撮影
  • ✓撮影しているときはリアクションを!

「これらを意識することで、一つの動画にしたときに編集が楽になり、動画のクオリティも良くなるでしょう」

また、GoProには、「Quik」という専用の動画編集アプリ(※一部有料)があります。

Quik - トップモジュール - ベストショット

これを使えば、撮影した動画も優秀なAIが自動で旅の思い出を作ってくれるんです。故に、様々なシーンをちょこちょこ撮影することが重要に! また、同アプリはヒトの声や口角の上がる瞬間などを自動で識別できる“ココロスカウター(Begin命名)”が施されているから、旅行の際は笑顔やリアクションをしっかりすることがいい画作りの肝になるという訳。

事前取材で一気に仲良くなった筆者(左)とスホンさん(中央)、GoPro Japan PR事務局の銭〈チン〉さん(右)

 

GoPro所有一カ月未満の筆者が撮影した動画

まずは、筆者が撮影した素材をご覧いただきたい。

この動画は、2泊3日のダイジェスト版として作成。旅の思い出をギュッとまとめた一本です。情報社会の今、スマホの容量には悩まされることが常ではないでしょうか。そんな悩みも考慮し、2分半ほどのショート動画にまとめた次第。旅を終えて原稿を進める今でもしっかりと、旅の空気やその時の感情が呼び起こされるのは“GoProの魔術”!? この逸品を使い、一瞬一瞬を切り取る行為こそ、旅をより一層楽しく、そして見返す時にも、高揚感をそのままに伝えてくれるコツなのかもしれません。

撮影から動画書き出しまでの手順をご紹介します。

  1. ①最適なマウントを選択し、撮影(街中はVoltaバッテリーグリップ、悪天候やゲレンデは3-Way 2.0を使用)
  2. ②動画編集アプリ「Quik」と同じWiFiに接続し、コンテンツ同期
  3. ③好きなカットを選択
  4. ④テーマを選ぶ
  5. ⑤動画の長さを選ぶ
  6. ⑥確認する
  7. ⑦書き出しする

の7つのステップで終了。おおよその時間は10分ほどで簡単に作業が終了!

スホンさん直伝「Quik」のコツ
撮影のコツと同様に動画編集時のコツをスホンさんにお伺いしたところ……。
✓時系列を大切に
✓街歩きなどの地味めな動画は派手めのテーマを選択
✓アクションの多い派手めな動画はシンプルなテーマを選択
✓音楽も重要なので必ず選択!
とアドバイスしてくれました。

HERO12 Blackの総括

3日間の撮影体験を通して感じたのは“バッテリーストレスフリーな点”と、“Voltaの操作性の良さ”です。
今作での最大の注目ポイントであるバッテリーの良化は、ユーザーにとって大きなメリットであると体感。ゲレンデでの使用も、エラーが一度も起きることなく使用することができ、カメラの固定概念を覆す体験となりました。また、Voltaバッテリーグリップを使用すれば、一日中ソウルの街中を歩きながらの撮影も、バッテリーの持ちを心配することが一度もなく終え、握力弱の筆者が若干苦手としていたボタン操作も、なんのその。まるで、人間工学を考え抜いた高級車のコクピットのように、Voltaバッテリーグリップには、欲しい位置に欲しいボタンが配置されていて、操作性もグッとアップしたように感じました。また新製品の「Max Lens Mod 2.0」の広角レンズを使用したら、上記の動画のように自撮りもしやすく、街歩きでは景色をしっかりと写すことことができました!
勿論、これまで通り、耐久性の高さや音声コントロール、新機能のBluetoothイヤホンとの紐づけなど、特筆すべき点は多々ありますが、それらを凌駕する上記の感動は是非読者諸兄にも体感していただきたい点です。
また、自動動画編集アプリ「Quik」の優秀度は言わずもがなで、密かにSNS動画などの編集を、ここで行っているという噂もチラホラ……。毎年、アップデートを繰り返すGoPro社だけに、購入や買い替えのタイミングをうかがっている貴兄も少なくないかもしれませんが、今季は買い!と断言してもよさそうです。

GoPro gallery

GoProの魅力の一つに、公式グッズやアクセサリーの豊富さがあります。様々なシーンに最適なアクセサリーが用意されて、基本的には全モデルに対応するのも嬉しい点です。

 


取材・文=樗澤広樹(編集部)

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