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千葉県市川大野「ひさご亭」の餃子
一人前6個/800円(税込み)

 

市川市民の体の何分の一かはこれでできている

行きつけの駄菓子屋というものに憧れた田舎暮らしの子どもの頃。行きつけの中華料理店もあったよという市川出身者の話を聞いて、都会ってすごいなと思った二十歳の春。市川が都会かどうかはさておき、そのひさご亭名物が規格外の餃子です。以前は市川駅前にも店舗があり、再開発を控えた寂しい路地裏でそこだけ血が通っているかのように湯気を上げ、市民に栄養を送り届けるかのごとく餃子を絶え間なく提供する様子に圧倒されたものでした。今、その味を唯一受け継ぐのがこちらの市川大野店。ジャンクな見かけとは裏腹に、中身はニンニクの甘さが利いた優しい餡。かじってもかじってもゴールが見えないサイズは、イートインだと2個が限界で残りは持ち帰るのですが、ラー油もオマケで付けてくれるのがちょっと嬉しい。店内に流れるbayfmの人生相談なんかを聴きながら、あっさり味のタンメンといただくのが定番です。

インスタ萎え旨メシとは?
「インスタ萎え」という言葉があるとか。要するにインスタ映えしないモノ、場所をそう言うらしい。でもね、インスタ映え重視ばっかりってオカシイと思いません? とくにメシについては。本来メシって味が一番重要でしょ! ということで、インスタ映えはしないけど、とにかく本当においしいモノを発掘していこうと思っとるワケです! その地味ながらも圧倒的なウマさにみなさんもハマること間違いなし!!……かもね!?

リポート/ライター 間中美希子

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