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東京かっぱ橋 捜索隊

Begin的 便利グッズのワンダーランド

来たる2020年の東京五輪に備えて、日本人たるもの首都・東京のことは隅々まで知っとくべきでしょ!

ってことで、カルチャーのるつぼ、東京をモノ好き目線でディープに捜索する本シリーズ。記念すべき一発目は、古今東西ありとあらゆる調理器具が揃う、浅草の“かっぱ橋道具街”です!

世界中から腕利きの料理人たちが訪れるというプロ御用達の街には、ハイスペックな専用ツールから料理が格段に楽しくなる便利グッズ、はたまた使えて笑える器具まで、バラエティ豊かなアイテムがズラリ!

何をするにもモノから入る! というモノ好きさんが、料理を始めたいなら隈なくチェックしときましょ!

まず紹介したいのは、フツーの調理器具よりも遥かにハイスペックなプロ用ギア。さまざまなジャンルの料理の達人たちが通うかっぱ橋だからこそ購入できる、タフで使い勝手のいい専用ツールなら、当然自宅でも即戦力になってくれますよ!

 

「こびりつかない」が通常の数倍長持ち!
北陸アルミのセレンキャスト

北陸アルミのセレンキャスト
軽くて火の通りも早いのに、ガシガシ使っても焦げつき知らず。取っ手は天然ウッド

軽くて火の通りも早いのに、ガシガシ使っても焦げつき知らず
知る人ぞ知る富山の調理器具メーカーの代表作。最上級グレードのテフロン加工を施している(下記参照)のはもちろん、丈夫な3mm厚なのにわずか610gの軽量だから、片手でラクラク振れるってのも◎。φ26cm。4050円(飯田屋)

 

北陸アルミのセレンキャスト

 

テフロン加工もじつは6つのグレードがあるのだ!

テフロン加工もじつは6つのグレードがあるのだ!

一般的なフライパンが“クラシック”や“セレクト”なのに対して、セレンキャストは最上級の“プラチナプラス”! だから倍以上もテフロンのこびりつかない効果が長持ちするってわけ。まさにプロスペックです。

 

IHならこれがおすすめ!
ナカオアルミの「キンブフロン」

ナカオアルミの「キンブフロン」

側面も熱くなるモデルが◎
底面だけじゃなく、全面IH対応の優れもの。熱を拡散させる二股構造のおかげで、取っ手が熱くなりにくいのも大きな特徴。内径27cm。浅型。2万2800円(中尾アルミ)

 

裏を見れば一目瞭然

裏を見れば一目瞭然

一般的なIH対応フライパンは底面だけに金属を内蔵。これだと側面との温度差が生じて加熱にばらつきが。一方プロ仕様は側面にも金属が配され、温度が均一になるというわけ。

 

驚異の耐久性熱伝導!
ナカオアルミのプロキング-40

ナカオアルミのプロキング-40有名ホテルのシェフがこぞって使う、4mm厚の通称「鍋のベンツ」

プロが求める耐久性と熱伝導率を両得
4mmという極厚のアルミ材を、自社工場にある特殊な装置を使い、低回転で素材を傷めず均一に成型することで、驚異的な熱伝導率と耐久性を実現! “鍋のベンツ”とも称され、1980年の誕生以来名だたるホテルでも使用されている。半寸胴鍋。内径21cm。1万8000円(中尾アルミ)

 

そのヒミツは厚さにあり

ナカオアルミのプロキング-40

365日酷使するプロが求めたのはズバ抜けた耐久性! フツーの鍋の倍近い4mmもの厚さを誇る今作のタフぶりは想像に難くないはず。まさにプロキング!

 

北陸アルミのセレンキャスト、ナカオアルミのプロキング-40

(右)光沢仕上げで気分も上がる、北陸アルミのセレンキャスト。
(左)ガシガシ使える極厚アルミ鍋、ナカオアルミのプロキング-40

 

まな板は刃を傷めにくいゴム製に限る!
アサヒのクッキンカット

アサヒのクッキンカット

滑りにくくてケアも楽々な、まな板界の第三勢力
木製まな板は滑りにくいけど食材のニオイがつく、かといってプラスチックだとニオイはつかないけど滑りやすい……。そんな両者の弱点を克服してるのが、このゴム製まな板。柔らかいから包丁の刃が傷みにくいってとこも、プロにウケている。全3サイズ展開。W38×H21×D1.3cm。3519円(東京厨房)

 

アサヒのクッキンカット

 

食材も滑らず、衛生的!

アサヒのクッキンカット

ゴム製まな板はプラスチック製品より素材が滑りにくくて安心♪ 使用後のケアも楽チンで衛生的ってとこも支持率を拡大させているポイント。

 

アサヒのクッキンカット
食材にニオイがつかない

 

強力除菌なら
ドーバー パストリーゼ77

ドーバー パストリーゼ77

77%という高濃度アルコールとカテキンを配合した強力除菌スプレーは、料理界では有名な名品。500ml。780円(フレーバーランド)

 

巷のホームセンターじゃ見られない名品がずらり

東京かっぱ橋 捜索隊

いや~、さすがは調理器具の聖地・かっぱ橋。世界中の料理人たちが詣でる有名スポットだけあって、世界中から集められた道具があるわあるわ。実際に道具街を隈なく捜索したら、見たこともない名品が山ほど眠ってました! 

なかでもとくにモノ好きにブッ刺さりそうだったのが、ここで紹介したプロ御用達の逸品たち。

詳細は各アイテムを参照いただきたいんですが、最上級グレードのテフロン加工を施して“こびりつかない”を長~くキープしてくれるフライパンに始まって、1980年の登場以来数々の有名ホテルで使用されている4mm厚のアルミ鍋。

さらには木とプラスチック、それぞれの持ち味を両得し、今料理界でもジワジワと注目度が増しているゴム製まな板などなど、どれもプロをも満足させる機能を秘めた秀作ばかり!

近所のホームセンターなんかじゃなかなかお目にかかれない、プロ御用達のかっぱ橋道具街だからこそ入手できる本格キッチンツールに頼れば、気分も料理の腕も底上げしてくれるはずですよ!

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年5月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 武蔵俊介 文/黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠 イラスト/田中 斉

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