「ティソ PRX」の’70年代風デジは、レトロとモダンが絶妙融合!
「PRX」のデザインに’70年代デジタルクォーツのスタイルを融合
ティソ(TISSOT/1853年、ヌーシャテル州ル・ロックルにて創業)が2021年から展開している「PRX」は、1978年に発売された、トノー型ケースにブレスレットを一体化させた、当時としては非常に斬新なクォーツモデルを再解釈し、アップデートが図られたコレクション。’70年代後半のレトロでクールなデザインが好評を博しております。
ところで同ブランドは、1972年のバーゼルフェアでデジタル表示のクォーツモデルを披露して以来、’70年代を通してさまざまなデジタル式の時計を展開していました。そして、ここに紹介のモデル「PRX デジタル」は、そうした’70年代風ヴィンテージの魅力をもった「PRX」のデザインに、1977年発売のデジタルクォーツのスタイルを融合させた新作となります。
ポリッシュ仕上げのベゼル&プッシュボタンや、サテン仕上げの高品質なケース&ブレスレットなどはこれまでのPRXコレクションと同様なのですが、真円ケースのフェイスと、その中央にレイアウトされた液晶デジタル表示の組み合わせが懐かしく、味わいがあって、かつラブリー! それでいてティソらしい高級感はしっかりあって、チープ風とは無縁の仕上がりとなっています。また、パッと見た目は超シンプルながら、実はデュアルタイムゾーン、デイデイト、クロノグラフ、タイマー、アラーム、バックライトを備えた多機能性もウレシいポイントといえましょう。
これまでの伝統へのリスペクトと、大胆な解釈によって生み出された、レトロフューチャーの魅力をもつ、この「PRX デジタル」はケース径40mmと同35mmの2サイズがあり、それぞれがゴールド、シルバー、ブラックの3色揃いの計6モデルで展開中です。以下では、それらを全見せしていますので、大いに迷いつつ、ここから本命の1本をキメてくださいな。
レトロ感が増し増しのゴールドモデル
イエローゴールドのPVDコーティングが施された、ノスタルジーなゴールドモデル。各6万6000円。
スマートな洗練顔がカッコいいシルバーモデル
若々しい印象のシルバーモデル。ステンレススチールの素材感が堪能できる。各5万2800円。
キリッと引き締まったブラックダイヤルモデル
シルバーカラーのケース&ブレスレット×ブラックフェイスのハイコントラストがスマート。各5万2800円。
INFORMATION
ティソの
「PRX デジタル」 ※2サイズ×3色の計6型共通仕様
駆動方式:クォーツ
防水性能:10気圧
ケース&バンド素材:ステンレススチール
ケース径:40mm、または35mm
主な機能:デュアルタイムゾーン、デイデイト、クロノグラフ、タイマー、アラーム、バックライト
問い合わせ先/ティソ☏03-6254-5321
https://www.tissotwatches.com
※表示価格は税込み
文/山田純貴