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目に見えない“香り”を表現することは映画のひとつの醍醐味。それが女と悪の個性を際立たせるキーアイテムとなった傑作がコチラ。

 

彼女の無意識が憧れる優雅な淑女の香り

ニナ リッチのレール デュタン オーデトワレ

ニナ リッチのレール デュタン オーデトワレ

主人公クラリスの愛用品として描かれたオードトワレ。時代を超え世界の女性に愛される、メゾンを象徴する香りのクラシックは、フローラルながらスパイシーさも宿す。1万3400円(インターモード川辺 フレグランス本部)

 

博士の美意識が滲む繊細な香り

サンタ・マリア・ノヴェッラのアーモンドソープ

レクターがクリームを調合させた香水店の舞台が世界最古の薬局だった。昔ながらの製法で作り続けられる石鹸のなかでも、 アーモンドオイルを配合した本作は保湿力が高く、原作ではレクターの愛用品として描かれている。2800円(サンタ・マリア・ノヴェッラ銀座)

 

香りが代弁したのは主人公のキャラクター

『羊たちの沈黙』で美女と悪魔をつなぐのに一役買っていたのが「香り」。フランスの高級メゾンであるニナリッチと、イタリア生まれながらフランスで大流行し世界的にも有名になったサンタ・マリア・ノヴェッラでした。

ヒロインのクラリス・スターリングと殺人鬼ハンニバル・レクター博士の出会いのシーン。レクターは彼女の愛用する香水を「レールデュタン」と言い当てます。そのクラシックで優雅な香りは、素敵な女性に憧れながらも恋愛は奥手─そんなクラリスの大人への憧憬が滲む選択といえましょう。

続編の『ハンニバル』では、レクターの潜伏地探しに香りが登場します。彼女の元へ届いた手紙に残るハンドクリームの微かな香り。そこには冷酷ながらも繊細な感性を持つ、殺人鬼の圧倒的な美意識が込められていたのです。

 

クラリスとレクター博士の出会いのシーン。レクターはガラス牢のわずかな通気口から彼女の香りを嗅ぎ「香水は“レール デュタン”。でも今日はつけていない」と分析。両者のキャラを代弁する小物として香りが使われた。

 

羊たちの沈黙 ハンニバル

左は1991年に公開され、全世界でヒットを記録した『羊たちの沈黙』。その年のアカデミー賞主要5部門を独占。フォックス・スーパープライス・ブルーレイ1905円(20世紀フォックス ホーム エンターテイメント)。右は続編『ハンニバル』。監督は巨匠リドリー・スコット。ブルーレイ1886円/DVD1429円(NBCユニバーサル・エンターテイメント)

 

ヒールの香りにはこんなモノも

リトル・ツリーのエアー・フレッシュナー

リトル・ツリーのエアー・フレッシュナー

ブラッド・ピットが主人公を演じるサイコサスペンス『セブン』には、死体の腐乱臭をカモフラージュするために、部屋に無数に吊るされたリトルツリーが登場。米国では知らぬ人がいないといわれ、見ただけで香りまで想像できるんだとか。映像で死臭を伝えるのに、このポピュラーさは非常に重要だった。各200円 (バドショップ)

Seven© 1995 New Line Productions, Inc. All rights reserved. © 2010 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

キリスト教の七つの大罪をモチーフに連続殺人事件を描いた1995年公開の映画『セブン』。ブルーレイ2381円/DVD1429円( ワーナ ー・ブラザース ホームエンターテイメント)

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