ウエアハウス~カルティエまで♪ 名作誕生の瞬間を流行歌とともにプレイバック!
アノ時のシン・発見がモノ好きの常識を覆した……Begin36年間の傑作品プレイバック
昭和最後の年に産声をあげて以来、愚直にいいモノを掲載し続け36年間。ありがたいことに数多くの傑作モノに恵まれてきました。今回の特集でシン・傑作モノを紹介するなかで、[2010’s~20’s後編]の傑作モノを一旦おさらい。名作誕生の瞬間を流行歌とともに、いざプレイバック!
[2017年]平均身長の日本男児に吉報! 丈上げいらずの黄金比デニム
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ウエアハウスのジャストレングスデニム
どんなに調子のいいヴィンテージデニムを見つけても、丈詰めで裾のディテールを台無しにしてしまう裾上げ問題に終止符。一切の“忖度”と妥協ナシが裾上げ不要のデニムが誕生しました。各2万9700円(ウエアハウス東京店)
[2018年]さらなる重厚感を増した衝撃のフルメタル
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カシオのフルメタルGショック
DW-5000がバンドまでフルメタル仕様に。耐衝撃構造によるタフネスは変わらず、即完売を記録しました。Gショック人気、半端ないって! 黒と金は8万5800円、銀は7万7000円(カシオ計算機 お客様相談室)
[2019年]男臭さだけが魅力じゃない! ミニマルなミリタリーウェア
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ワイルドシングスのハッピージャケット
名前の由来は、米軍の重ね着システム「エクワックス」のタグにスマイル印があったことから。ワイルドシングスのそれは、本家をしのぐ超撥水・軽量・防寒で、読者も手に入れまいとジャッカルしたとか。4万2900円(インス)
[2020年]ファッション飽和の時代にあえてのボタン無しでマンネリ打破
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メイプルのボレロ
とにかくシンプルでオトナな装いができるボタン無しカーディガン。羽織るだけで即オシャレな「ハッピーカーデ」として紹介しました。またビギンの呼び名が浸透するなんて。よもやよもやだ。1万1000円(スローテンポ)
[2021年]マスク&サングラスでも表情を読み取れる好印象な一本
モスコットのサングラス
コロナ禍でマスクが必需品に。黒レンズのサングラスにマスクでは不審者に見えてしまうところ、目元が見える淡色レンズが、当時のマスクスタイルに“ビッタビタ”にハマりました。現在は完売。復活を願う。
[2022年]レアスニ人気が沈静化? 革靴ライクなワラビー人気が大飛躍
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クラークス オリジナルズのワラビー
スニーカーの履きやすさと革靴のきちんと感を兼ねたクラークスが大ブレイク! 特に、雨にも強いゴアテックスがバズりました。創業200年の大ジャンプ恐るべし。ヤー!パワー! 3万3000円(クラークス ジャパン)
[2023年]レトロ回帰の流行にマッチするアンティーク顔の角形腕時計
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カルティエのタンク フランセーズ
2022年よりタンクブームは健在。蛙化現象も近いか?と思いきやラグスポ顔の「タンク フランセーズ」が一回り大きくなり、さらに読者の食指が反応しました。32×27mm。66万円(カルティエ カスタマー サービスセンター)
※表示価格は税込み
[ビギン2023年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。