ボブルビー～フェリージまで♪ 名作誕生の瞬間を流行歌とともにプレイバック！
アノ時のシン・発見がモノ好きの常識を覆した……Begin36年間の傑作品プレイバック
昭和最後の年に産声をあげて以来、愚直にいいモノを掲載し続け36年間。ありがたいことに数多くの傑作モノに恵まれてきました。今回の特集でシン・傑作モノを紹介するなかで、［2000’s前編］の傑作モノを一旦おさらい。名作誕生の瞬間を流行歌とともに、いざプレイバック！
［2000年］ノートPC普及で誕生した魅惑のS字くびれデイパ
［ボブルビーの今］
ブランド名は変わってもモデルは今でもなお健在
ボブルビーのバックパック
バイク乗りでもノートPCを運べるように開発されたABS樹脂製のハードシェルとYAWARAかいハーネスからなる、タフさとフィット感を実現したデイパ。2015年より「ポイント65」というブランド名で継続展開。ボブルビーはモデル名に。W36×H56×D19cm。4万7300円（MJSOFT）
［2001年］ドメブラブームを象徴する変態パターンジャケット
［サイの今］
神パターンによる前振りの袖が体にジャストフィット
サイのドルラグジャケット
緻密なパターンメイキングを得意とするサイ。ドルマン袖とラグラン袖を合体させたジャケットを、ビギン持ち前の命名癖で「ドルラグジャケット」として紹介しました。ヤだねったら、ヤだね（笑）。現在は前振り袖のサックコートが定番に。4万9500円（マスターピースショールーム）
［2002年］権威と職人技に加えてユニークさで一躍人気に
今こそ買える
フランク ミュラーのグランド カーベックス
声に出したいワード、それはフランク ミュラーのトノウケース。樽型のケースや独特な形のインデックスなど、ユニークながらも職人の息吹を宿した作りの良さにファンが続出。放射状のギョーシェ彫りがひときわ目を引く最新モデル「グランドカーベックス」が購入可能。203万5000円（フランク ミュラー）
［2003年］モダン＝タイトという方程式で骨太はそのまま細～く進化
［マッキントッシュの今］
ゴム引きを透湿防水フィルムに変更して軽快に羽織れる！
マッキントッシュのダンケルド
マッキントッシュのコートは肩や身幅を絞ってシャープ化。ゆったりサイズが主流の今からすると、なんでだろう～？ですが、当時は細身シルエットがトレンドでした。現在は、トップボタンを開襟シャツのような首元にし、全体的にAラインへ。16万9600円（マッキントッシュ青山店）
［2004年］ラク履き一番の常識からさらなる履き心地を追求
今も買える
ビルケンシュトックのソフトフットベッド
コルク材インソールで履き心地抜群のビルケン。より柔らかい「ソフトフットベッド」があるって言うじゃな～い。でも当時は日本未発売でした～！ 残念！ ビギンでいち早く紹介、斬り！ と、今はどこでも買えるのでご安心を。1万6500円（ビルケンシュトック・ジャパン）
［2004年］男の三種の神器は愛嬌とスマートさが大事に!?
［フェリージの今］
カード社会に適応したよりミニマルなコロコロ
フェリージのコロコロ
コロッとした形から「コロコロ」と名付けられた革財布。ミニマムかつ優秀な収納力がヒットのワケでした。ギフトの定番としても人気で、世界の中心で愛を叫んだ人がいたとかいないとか。キャッシュレス化の浸透にともない、カードサイズとコンパクトに。W11×H7.5×D4cm。4万6200円（フェリージ表参道ヒルズ）
※表示価格は税込み
［ビギン2023年11月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
