80年代のアーカイブスウェットがガシガシ&フワフワ~の黄金バランスに
肉厚スウェットに目がない[編集部スガ]がリポート
先日後輩から、「スガさん、秋冬はスウェットばっかりですよね。飽きないんですか?」と聞かれました。若者よ、肉厚スウェットをガシガシ着て、風合いを育てる楽しみがあることにまだ気づいてないのだな。そんな後輩に、今年育てるべきヘルスニットのそれを紹介しよう。
ヘルスニットといえば1900年代に創業し、ヘンリーネックを最初に作ったブランドとしてもお馴染み。80年代後半のアーカイブカタログを基にした本作は、当時「スタンダードウェイト」と呼ばれていた程よい厚みのTC裏毛を採用していて、吸水性に優れたコットンと、速乾性&耐久性に優れるポリエステルが混紡されているんです。
結果、①乾きやすい ②へたれない ③なのにフワフワ~な肌触りに。クラシックな作りと、長年カットソーと向き合ってきた知見を混ぜ込んだ絶妙なバランスが合わさってるんだよね……って話をしたら、「スガさん、話が若干長いです、飽きました」と。乾きの早いスウェットで涙を拭いましたとさ。
Healthknit[ヘルスニット]
クラシックスウェット ヘンリーネック クルーネック
120年以上続く老舗ブランドが、アーカイブカタログをもとに作ったクラシックスウェットシリーズ。裏は肌当たりのいい起毛素材を採用。全5色3サイズ。ヘンリーネック5940円、クルーネック5380円。下の「ロッカーウェイト」はクルーネック8580円、フーディ9680円(ヘルスニット・ブランズ)
見た目は重厚なのに軽い、本格派“ロッカーウェイト”もあり
80年代当時から老若男女に愛されるブランド
当時を再現したラグラン仕様がまた味出してる~
※表示価格は税込み
[ビギン2023年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。