ワンランク上の大人コーデを拝見! チマタの「セットアップ」×「スニーファー」着こなし見本帳
カジュアルセットアップにはスニーファー。これ、間違いないよね? ってことで、チマタのお洒落達人たちに突撃取材を敢行。すると思わず膝を打つ、なるほど~な着こなしばかり。改めてもう一度。セットアップにはスニーファーです!
パラブーツ フォーユナイテッドアローズ
のビットローファー
あの定番モデルを旬のローファー仕様にアレンジ
パラブーツの定番デッキシューズ「バース」の木型をベースに、ガラスレザーを使いビットローファー仕様で別注。ソールはバースと同じ、クッション性や屈曲性に富む。4月末発売予定。2万8000円。(問)ユナイテッドアローズ 銀座店 ☎03-3562-7798
“抜き”と“締め”をバランスよく
ユナイテッドアローズ
メンズバイヤー 豊永譲司さん
品よく巧みに崩すお手本的な着こなし。ユナイテッドアローズのジャケット2万8000円、同パンツ1万4000円、サルヴァトーレ ピッコロのシャツ2万6000円、ニッキーのチーフ6000円(以上、ユナイテッドアローズ 銀座店)
着こなしPOINT
ラフさときちんと感をMIXしました
「肩の力は抜きたいけど、だらしないのは×。だからTシャツのチラ見せなどラフな要素で“抜き”を作りつつ、きちんとチーフを差すなど“締め”ることで、品のよさとリラックス感を両立しました」
ベルトレスでリラックス♪
チラTでゆるく、チーフでシックに。
ブルックス ブラザーズ
のスエード ペニー スニーカー
白のスニーカーソールで見た目の軽やかさもアップ
ペニーローファーのディテールを取り入れたこちらは、ブラウンのスエード地に白のスニーカーソールを組み合わせ、カジュアル度をぐっと向上。ソールの側面にはブランドの刻印も。2万4000円。(問)ブルックス ブラザーズ ジャパン ☎0120-185-718
軽くなりすぎないよう色みはシックに
スタイリスト 武内雅英さん
洒脱な大人の休日着。ブルックスブラザーズのジャケット5万9000円、同パンツ2万円(ともに4月展開予定)、同ポロシャツ9000円(以上、ブルックス ブラザーズ ジャパン)
着こなしPOINT
気持ちのいい抜け感を大人っぽい色で整えました
「ベースは爽やかなシアサッカーのセットアップ×ポロシャツの春らしいコーデ。革靴のきちんと感もありますが、一方でスポーティなスニーカーソールなので、色みを抑えてシックなテンションを保ちました」
マネブ×ビューティ&ユース
の別注ビットローファー
スニーファーなら大胆なカラーも嫌味ナシ
内側はブラックでシックに仕上げながら、鮮やかなレッドが足元に遊びの利いた色気を添える。1万5800円。(問)ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店 ☎03-6212-1500
品よくヤンチャ&モードに
ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店
セールスパーソン 渡辺 祥さん
足元だけに目がいかないような、シャツのちょうどいい色選びが秀逸だ。ビューティ&ユースのジャケット1万7000円、同パンツ1万2000円、同シャツ1万円(以上、ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 丸の内店)
着こなしPOINT
ヤンチャ=ヤンキー感はモードなテイストと相性◎
「シューズのヤンチャ感を中和するため、ウェアはなるべく上品にと意識しました。イージーパンツをハイウエストで穿くことで、カジュアルながらモードなニュアンスを加えています」
ハイウエストが感度の高さを醸す。
ユケテン×フリークス ストア
のビットローファー
色気と無骨さが共存するキャラ立ち別注
リアルハラコのデッキシューズのアッパーを、ビットローファーに作り替えた別注モデル。ビット周りや履き口にしなやかな表革を用いることで、米国ブランドらしい無骨さを柔らかに注入した。5万円。(問)フリークス ストア渋谷店 ☎03-6415-7728
男っぽいスタイルのアクセントに◎
フリークス ストア渋谷店
ショップスタッフ 横川賢志さん
ワーク系セットアップに柄で遊びをプラス。コンフィアウトドアガーメントのジャケット3万9000円、同パンツ2万5000円、フリークス ストアのシャツ6800円(以上、フリークス ストア渋谷店) その他は本人私物。
着こなしPOINT
ナチュラルな素材は意外と服に馴染みやすい
「一見難しそうな柄ですが、ハラコと表革の素材感は程よく男っぽさもあり、意外と履きやすいんです。ポイントは似たトーンの柄シャツ。着こなしに統一感が出て靴が全体に馴染みます」
靴に近い色&柄のシャツで統一感を。
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年4月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 野町修平 上仲正寿 斉藤遼子 文/秦 大輔 山田純貴 桐田政隆 トロピカル松村 伊藤美玲 礒村真介 今野 壘 スタイリング/武内雅英(CODE) 取材協力/中田商店