[1位]今月のいいモノランキング
らしさを一歩前に進めたら1万5000円になった(感涙)
アイヴォルのアイヴォル プラス
バック・トゥ・2017。アイヴォルのデビューは業界にA・RA・SHIを巻き起こしました。積極的に街使いしたくなるデザイン×日本人向きフィットという魅力はハナから完成されており、かつ当時はベーシックなモデルが中心。
ゆえに税込み1万円台に収まる親しみやすさも人気を後押しして、ヒットチャートを駆け上がりましたっけ。ビギンでもなんてったって~アイヴォ~ル♪と推しの子で。
そんなサングラス界のアイドルに、弟分的なラインが仲間入りします。その名もアイヴォル プラス! さらに軽く、さらに使いやすくをプラスするため基本に立ち帰り、物価高の世においてアラウンド1.5万円というコスパを実現。
そのために「ノーズパット」「ヒンジのネジ」「テンプルラバー」等の構造を簡略化しているのですが、掛け心地にはさほど影響ナシに留めているのがファン納得のポイント。むしろ簡略化による軽さと素材のしなりとが相まって、ナンバーワンならぬオンリーワンの装用感を生んでいます。
さしずめコレは、より大衆の支持を集めやすい、非常~にアイヴォルらしいアイヴォル。ギラつきの少ないライトカラーレンズは私がオジさんになっても使えます。サイフの中身を気にせず、気軽にフライングゲットして下さい♪
サイドロゴの地の部分は、やや凹ませて悪目立ち防止。
人によってはフィット感が得にくい「一体型ノーズパッド」にラバーパーツを組み合わせ、高いフィット感を実現!
国民的アイヴォル
アイヴァンが手掛けるスポサンブランドより期待の新人がデビュー。1stコレクションはボストンウェリントンタイプの「フェリックス」で、レンズ幅49mmと51mmの2サイズ展開。ネジを省いてメンテナンスフリー化したダブルアクションヒンジ仕様。1万5400円。
(問)アイヴォル トウキョウ ストア
☎ 03-6427-3677
https://eyevol.com/
※表示価格は税込み
[ビギン2023年10月号の記事を再構成]写真/工藤 恒(アルフォース) 文/磯村慎介