特集・連載
ダッチオーブンレシピFILE かしわ飯
入れるだけ~♪のダッチオーブンレシピ 今さら料理なんて無理無理。な~んて人ほど一度使えば絶対ハマるダッチオーブン。なんせ面倒な手間は一切ナシ。材料を鍋にブチ込んじゃえば、あとは鍋が勝手に美味し~く仕上げてくれるんですから! この記事は特集・連載「入れるだけ~♪のダッチオーブンレシピ」#11です。
今さら料理なんて無理無理。な~んて人ほど一度使えば絶対ハマるダッチオーブン。なんせ面倒な手間は一切ナシ。材料を鍋にブチ込んじゃえば、あとは鍋が勝手に美味し~く仕上げてくれるんですから! 小雀流簡単レシピに倣って作れば誰でも即プロ級の腕前に。食卓でもアウトドアでもヒーロー確実!!
お米を均一に加熱してくれるから誰でも上手に鉄鍋でご飯!
かしわ飯
分厚い鋳鉄でできたダッチオーブンは蓄熱性バツグン。それゆえ、下から横から上からお米を均一に加熱することができ、ムラなくふっくらとしたご飯に炊き上がるのだ。小雀さん曰く「火加減が必要な分、炊飯器より面倒ですが、炊き込みご飯なら具材の旨みが回って格別な味に。最後に1分強火にして“おこげ”をつけるとさらに食欲をそそられますよ!」
調理前
材料
・鶏モモ肉1/2枚
・ささがきゴボウ100g
・マイタケ50g
・米3合
・日本酒50ml
・麺つゆ50ml
作り方
1.米をといで、鍋の中で水600mlに30分ほど浸す。鶏肉と油揚げは小さめに刻んで、日本酒、麺つゆに漬け込んでおく。
2.上の具材とゴボウ、マイタケを投入。強火で2分ほど熱する。
3.沸騰したら弱火で8分、その後、極弱火で2分ほど炊く。米の上に水気がなくなったら炊き上がり。そのまま5~6分蒸らすこと。
【POINT】甘みのある麺つゆに漬けて下味をつける
できあがり!
教えてくれたのはこの人!
小雀 陣二さん今回ダッチオーブン料理を教えてくれたのは、アウトドア料理人で、アウトドアコーディネーターの小雀陣二さん。三浦半島の三崎港近くでカフェ「雀家」を営む。著書も多数。
使ったのはこれ!
ロッジのサービング・ポット
Lodge Surving Pot
ダッチオーブンの本場、米国のNo.1メーカー。5mm厚の鋳鉄がもたらす蓄熱性はそのまま、コンパクトな本品は日常使いに最適。内径20×高さ7.1cm。7300円。
(問)エイアンドエフ
☎03-3209-7575
熱した鉄を型に流して作る伝統的な鋳鉄製
カフェ「雀家」
神奈川県三浦市三崎3-6-11
☎046-895-3075
※基本的に土・日・月曜の午後のみ営業。不定休につき、Facebookページで事前確認を。
かしわ飯ができるまで
【1】調理開始
米をといで水に浸ける。3合なら600mlほど。30分ほど浸し、芯まで水を含ませるのが重要
【2】開始〜30分後
米の入った鍋に他の具材を一気に投入
【3】開始〜32分後
まずグツグツ沸騰するまで強火に。2分ほど
【4】開始〜40分後
沸騰したら弱火にして、8分間キープ
【5】開始〜44分後
炊き加減を確認しながら極弱火で水分をとばす
【6】開始〜50分後
火を止めて5~6分蒸らせば出来上がり!!
[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/北生康介 文/間中美希子 礒村真介 イラスト/TOMOYA