素材を替えるだけだからできる！ 印象そのままパワーア～ップしたウェア8品

別注の中でも、元となる傑作品のオーラを最も鮮明に保つのが、色も形も変わらない素材別注。なんなら素材替えのおかげで機能が上がったり上品さが増したりとイイことずくめ。そんな素材別注の名品を一挙大公開です！

印象そのまま……
ジョンスメ・ポロがニオイにまで強い!?

JOHN SMEDLEY×L’ECHOPPE［ジョン スメドレー×レショップ］
メリノウール ポロシャツ

アウトドアブランドでは、防臭抗菌効果が期待できる天然素材としてベースレイヤーとなるアイテムによく使われるメリノウールを、ジョンスメのニットポロに落とし込んだ別注品。素肌に直接着ることも少なくないジョンスメのニットポロだけに、汗だくになりがちな夏場、ニオイが気にならないのは、かなり嬉しいかも♪　3万9600円（レショップ青山）

印象そのまま……
J.プレス・ストライプシャツがじつはギュン伸び!?

J.PRESS ORIGINALS×KANEMASA［J.プレス オリジナルス×カネマサ］
ジャージー ストライプシャツ

衿はレギュラーカラー、柄はロンドンストライプ、胸にはJ.プレスのアイコンであるフラップ付きポケット。何の変哲もないベーシックなシャツかと思いきや、さにあらず！　じつはコレ、和歌山に拠点を置くニット専業メーカーKANEMASA別注のニットシャツ。ストレスを感じない“ギュン伸び”な伸縮性が秀逸だ。2万8600円（J.プレス＆サンズ 青山）

印象そのまま……
マッキン・コーチジャケットが透湿防水を獲得!?

MACKINTOSH×ÉDIFICE［マッキントッシュ×ÉDIFICE］
2レイヤー コーチブルゾン

昨シーズン以来、マッキントッシュの代表作であるステンカラーコートとは別に、スマッシュヒットを飛ばしているコーチジャケット。レギュラーモデルが採用しているウールやコットンの生地に替えて、透湿防水性を備えた2レイヤーの生地を用いたのが別注の本作だ。ジャケット上に羽織れる絶妙なサイズ感もいい感じ。8万2500円（エディフィス 新宿）

印象そのまま……
グラミチ・NNショーツがいつまでも上品リネン!?

GRAMICCI×SHIPS any［グラミチ×シップス エニィ］
マルチファンクション NNショーツ

夏の風物詩ともいえるグラミチショーツ。シップス エニィの別注である本作には、ポリエステルながら麻のようなナチュラル感とドライな風合いを併せ持つ生地「Reflax®（リフラクス）」が採用されている。シワになりにくく、洗濯してもケバが出にくいから綺麗さ長持ち。大人が品よく穿ける一本だ。1万1000円（シップス インフォメーションセンター）

Reflax®（リフラクス）

印象そのまま……
K-WAY・パーカがさらにタフに!?

K-WAY×TOMORROWLAND［ケーウェイ×トゥモローランド］
リップストップナイロン ジップパーカ

フランス・パリ発のレインウェアブランド、ケーウェイのパーカ。ベースモデルには撥水性に優れたナイロンの平織り生地が使われているが、コレを撥水性はそのままにタフさ倍増のリップストップナイロンに変更したのが別注の本作。配色で遊んでいるフロントジップをボディと同じく黒に統一した点も別注ならでは。3万800円（トゥモローランド）

リップストップナイロン

印象そのまま……
デンハム・濃紺美脚デニムがギュンギュン伸びる!?

DENHAM×MEN’S BIGI［デンハム×メンズビギ］
パワーストレッチ SKIN

デンハムの中でも美脚に見えると評判のスリムテーパードタイプの「SKIN」をメンズビギが別注。ヨコ糸に黒糸を使うことで濃色を表現。さらにシリコン仕上げで染めた後、ハンドブラッシングして素材の柔らかさも引き出した。細身といえ、ストレッチ性抜群で穿き心地は快適♪　じつは両者、毎年別注を作る蜜月コンビなのだ。3万6300円（メンズビギ）

印象そのまま……
コロン・バンドカラーがより軽快に!?

:colon×Firsthand［コロン×ファーストハンド］
コットンリネン シャンブレーシャツ

2022SSにデビューした新進気鋭のブランド、コロン。自信作のひとつに、ドレス感の強いピンタックシャツをバンドカラーに変更、カジュアルに着られるようにした名作シャツがあるが、その生地をコットンリネン シャンブレーに変更したのが本作。軽快なカジュアルさが、より一層増して見える。2万7500円（ファーストハンド レイヤード ミヤシタ パーク）

印象そのまま……
グラフペーパー・デニムセットアップがじつは軽く!?

GRAPHPAPER×DRESSTERIOR［グラフペーパー×ドレステリア］
ライトオンスデニム セットアップ

大人のために上質なワードローブを提案するグラフペーパーに、ドレステリアが別注したセットアップのシャツとパンツ。一番の見どころは色落ちしない染料で染めたライトオンスデニムを採用していること。軽快に着られ、かつクリーンな表情が長続きする。着るだけお洒落の好例だ。シャツ2万8600円、パンツ2万8600円（ドレステリア 二子玉川店）

ライトオンスデニム

 
※表示価格は税込み

［ビギン2023年5月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。