特集・連載
ワラビーとその仲間たち増殖中。 クラークスの正しいサイズ選び方もご紹介!
もっと大好き!クラークス事典 昔ながらのカジュアル革靴が、時代を超えて愛されるクラークス。ですが、じつは進化版モデルも目白押し。ブランドをもっと好きになる最新情報をお届けします! この記事は特集・連載「もっと大好き!クラークス事典」#14です。
ワラビーとその仲間たち増殖中
歴史の長さゆえ、多彩な進化を遂げた仲間が多いのもワラビーファミリーの隠れた事実。どれもしっかり面影があるでしょ?
1968年誕生
モカシン靴の歴史的名作。すべてはここから始まった
CLARKS ORIGINALS[クラークス オリジナルズ]
ワラビー
クレープソールシューズの第2弾として開発されたのがその起源。由来は先に触れたアッパーの構造を有袋類になぞらえたもの。今でこそ爆発的な人気だが、日本初上陸時の足数は40に満たなかったのだとか。2万5300円。
1977年誕生
ノスタルジーを醸し出すブランケットステッチ
CLARKS ORIGINALS[クラークス オリジナルズ]
ウィーバー
元祖と同じくシンプルなモカシン製法ながら、ブランケットステッチにすることでよりカントリーなムードが強まっているのがこのモデルの特徴。今シーズンはゴアテックス搭載モデルがラインナップに加わった。3万4100円。
1980年誕生
靴全体を縦にくわえ込む独特のソール形状
CLARKS ORIGINALS[クラークス オリジナルズ]
ナタリー
70年代後半に興ったワラビーブームに後押しされる形で生まれた派生形。アッパーと中底を縫合し、木型を入れて成型するカリフォルニア製法が採用されている。つま先からかかとまで巻き上がったソールが特徴的。2万5300円。
2021年誕生
脚長効果も期待できる極厚3.5cmソール
CLARKS ORIGINALS[クラークス オリジナルズ]
ワラビーカップ
アッパーを侵食するように囲むクレープソールによって、クッション性を高めつつ、見た目もツイストした一足。スエードではなく、ホワイトのカウヌバックを使用していて、もちろんこれもC.F.ステッド社製。2万5300円。
2023年誕生
新モデルと思いきや、その実、ちゃんと歴史あり
最新作は復刻ローファー!
CLARKS ORIGINALS[クラークス オリジナルズ]
ワラビーローファー
シューレースではなくサドルを設けた、スリッポンタイプ。ドレッシーなアレンジながら、あくまで力が抜けて見えるのが何とも粋。実は過去に実際に存在したアーカイブのバランスを整えた復刻モデルだ。2万6400円。
クラークスの正しいサイズ選びって?
スニーカーの“0.5cm下”と覚えとこう
意外と知らない人も多いクラークスのサイズ選び。一般的にスニーカーなどでは“外寸”を基にしたサイズ表記が多いけど、クラークスの場合は少し特殊で、“内寸”に基づくサイズ表記なので少々注意が必要です。
いつものスニーカーのハーフサイズ下が、自分のジャストサイズと覚えましょう。例えば、普段26.5cmのスニーカーを履いている人なら、クラークスは26cm(UK8)だな、という感じ。オンラインで買うときも役立つ知識でしょ?
デザートブーツもワラビーも、基本は全てのモデルを内寸サイズで作っているのだ
(問)クラークス ジャパン
☎ 03-5411-3055
https://www.clarks.co.jp/
※表示価格は税込み
[ビギン2023年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。