特集・連載
デザートブーツをアレンジした隠れ名作「デザートカーン」って?
もっと大好き!クラークス事典 昔ながらのカジュアル革靴が、時代を超えて愛されるクラークス。ですが、じつは進化版モデルも目白押し。ブランドをもっと好きになる最新情報をお届けします! この記事は特集・連載「もっと大好き!クラークス事典」#08です。
ブーツにはない軽快カーン
大定番、デザートブーツの履き口をぶった切ってそのまま短靴にしたような“デザートカーン”。モダンにアレンジしたかのようですが、実は1953年に誕生し、90年代以降日本からの要望で何度か復刻してきた隠れ名作なんです。
実のところレザーも木型もデザートブーツと同じ。軽い装いになる春夏、ブーツより活躍しそうじゃありません?
デザートブーツの履き口をカット
上/デザートブーツ 下/デザートカーン
CLARKS ORIGINALS[クラークス オリジナルズ]
Desert Khan
すっきりノーズで外羽根の2ホールという伝統的なデザートブーツの設計は、短靴になっても美しいバランスのまま。写真のコーラとブラックの2色展開。2万4200円。
C.F.ステッド社の上質スエードは健在
上質で上品。デザートブーツの誕生以来、クラークスオリジナルズで使用しているスエードの多くは「チャールズ・F・ステッド」社製。アッパーのきれいなフォルムが成り立つのも、一枚革なのに履き口がしっかりと立つのも、品質の高いスエードあってこそ。
英国・ヨークシャー州で100年以上続く名門タンナーのスエードこそ、同ブランドの象徴であり英国のプライドといえるでしょう。
一枚革なのにピーンと立つほど革がいい
(問)クラークス ジャパン
☎ 03-5411-3055
https://www.clarks.co.jp/
※表示価格は税込み
[ビギン2023年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。