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なぜお洒落の達人はクラークスを愛するのか? クラークスを長年愛用している原宿キャシディの店長 八木沢博幸さんと、ユナイテッドアローズのクリエイティブ アドバイザー 鴨志田康人さんにお話を伺いました。

「20代でも60代でも同じように履きこなせる」―原宿キャシディ 八木沢さん

原宿キャシディ 八木沢さん

ワラビーの第一印象は正直イマイチでした。当時周りはこぞってリーバイスの646に合わせていたけど、自分はどうもこの独特のフォルムに慣れなくて(笑)。でもいざ履いてみたら、その履き心地に一瞬で虜になりましたね。
 
以来30年近くの付き合いですが、当時から全く変わらない、まさに“不変の美学”を貫く貴重な靴。だからこそ年を重ねても履けるし、自分の雑食なファッションにも合う気がするんです。

 

20年選手

八木沢さんの20年選手のクラークス

八木沢博幸さん

原宿キャシディ 店長
八木沢博幸さん

原宿の名店・キャシディの名物店長。アイビーやプレッピーの伝道師として、豊富な知識と誠実な接客で服好きからの支持も厚い。

「スーツをドレスダウンして着るときの第一選択肢です」―ユナイテッドアローズ 鴨志田さん

ユナイテッドアローズ 鴨志田さん

アイビーに憧れた10代、読み漁った雑誌の足元には決まってデザートブーツがありました。以来、 “楽しむスーツ”が信条の自分にはマストハブアイテムで、既に何足も持っています。
 
今日はフレンチアイビーを意識して、ベージュのコットンスーツにジルサンダー別注のデザートブーツで全体のトーンをまとめました。スーツのドレスダウンにもハマる数少ないカジュアル靴。クラークスにしかない魅力ですね。

 

20年選手

鴨志田さんの20年選手のクラークス

鴨志田康人さん

ユナイテッドアローズ クリエイティブ アドバイザー
鴨志田康人さん

ユナイテッドアローズで長年クリエイティブディレクターとして活躍し、2018年より現職に。ドレス業界屈指のウェルドレッサーとしても知られる。

ロッカーもラッパーもラガマフィンも
みんなクラークスがお好き♡

音楽とクラークスにも、ただならぬ関係があるようで。各界の著名なミュージシャンが、クラークス愛を公言しているのです。

たとえば元「オアシス」のリアム・ギャラガーは、英・タイムズ誌の取材でクラークスへの愛に言及。デザートトレックを履いた写真も有名で、ミュージシャンとの対談でもクラークスを話題にするほどの溺愛ぶりです。
 

「クラークスは最高だ。だってイギリスの靴だからね。」―リアム・ギャラガー

Liam Gallagher リアム・ギャラガー
[oasis]Liam Gallagher

米国ではゴーストフェイス・キラーらウータン・クランのメンバーが履いたことで、ワラビーがHIPHOPアイコンに。レゲエ界ではジャマイカのジャーヴィラーニがクラークス愛を歌い、2019年に大ヒットしました。こうもタイプが違う人たちを次々魅了するクラークス。懐の深さを示すエピソードです。
 

「新品のクラークスでバッチリキメるぜ♪」―ジャーヴィラーニ

Jahvillani ジャーヴィラーニ
Jahvillani

 

「俺がワラビーチャンプだ!」―ゴーストフェイス・キラー

Ghostface Killah ゴーストフェイス キラー
[WU-TANG CLAN]Ghostface Killah

(問)クラークス ジャパン
☎ 03-5411-3055
https://www.clarks.co.jp/
 


[ビギン2023年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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