特集・連載
極厚ソールを備えたワラビー「トーヒル」がアツい!
もっと大好き!クラークス事典 昔ながらのカジュアル革靴が、時代を超えて愛されるクラークス。ですが、じつは進化版モデルも目白押し。ブランドをもっと好きになる最新情報をお届けします! この記事は特集・連載「もっと大好き!クラークス事典」#02です。
90年代からソールフルに蘇った
“トーヒル”が厚い! そしてアツい!!
今季のクラークス随一のビッグニュース。それは極厚ソールを備えたワラビー“トーヒル”の誕生で間違いないでしょう。その魅力は、定番ベースゆえの安心感とイマドキなボリューム感の共存にあり。見たことあるようで、ない、温故知新のバランスがたまらないじゃあございませんか♡
蜂の脚のような!?強力グリップ(Alfred Gillett Trust提供)
ちなみにこのソール、実は90年代に登場した“ビッググリッパー”という靴に搭載されていたもの。上図は当時のカタログのイラストで、快適性や優れたグリップ力を訴求しています。すなわちトーヒルは、あの優しいワラビーの履き心地をブラッシュアップした進化系ともいえるんですね。
スタイルを選ばないのはワラビー譲りの魅力。存在感満点にしてあらゆるカジュアルを大人っぽくまとめてくれるとあれば、重宝確定でしょ!
ワラビーのアッパーデザインに…
ビッググリッパーの極厚ソールをドッキング!
Clarks[クラークス]
Torhill Hi
ワラビーのアッパーに、90年代生まれのチャンキーソールを合わせたハイブリッドな一足。ダークサンドスエード、ブラックスエード、ホワイトレザーの3色展開。各2万6400円。
大人カジュアルなコーデを今っぽく底上げ!
アーバンアウトドア
街中でのアウトドアスタイルを、大人っぽくまとめるのにも重宝。程よい重厚感もあり、太パンとも相性よし。ゴールドウインのシェルジャケット4万9500円、同カットソー1万3200円(ゴールドウイン 原宿) シップスのパンツ1万5950円(シップス 渋谷店)
ゆったりセットアップ
ボリューミィなフォルムゆえ、ゆったりめのセットアップとナイスバランス。ビームスのジャケット3万3000円、同パンツ2万4200円(ビームス 原宿) ブルックス ブラザーズのキャップ7700円(ブルックス ブラザーズ ジャパン) その他はスタイリスト私物。
シャツにデニム
白スニ感覚の軽快感。ジャーナル スタンダードのシャツ1万2100円(ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア) ビームスのパンツ1万4300円(ビームス 原宿) アイヴァン 7285の眼鏡5万5000円(アイヴァン 7285 トウキョウ) その他はスタイリスト私物。
“トーヒル”を解剖! 履き心地はふっかふか♡
リブ模様が特徴的なアウトソールは、EVAとサーモプラスチック(TPR)を組み合わせて成型したもの。ボリューミィにして軽量なのも特徴だ。これを抜群のクッション性&通気性を誇るインソールと合わせることで、ふっかふか♡の快適な履き心地を実現している。
①90年代薫る厚底にワラビーが合体した新鮮なデザイン
②LWG認証済みの良質なスエードアッパー
③クッション性バツグンのフットベッドで快適!
④タフで軽快な歩き心地のアウトソール
⑤柔らかく通気性に優れる底革を搭載
トーヒルは「クラークス」、ワラビーは「クラークス オリジナルズ」に属している。顔は似ているが、実はブランドが違う。前者は現代の技術やエッセンスを注いだ新作が揃うコレクション、後者は定番の持つ普遍の魅力を今に伝えるコレクションだ。
(問)クラークス ジャパン
☎ 03-5411-3055
https://www.clarks.co.jp/
※表示価格は税込み
[ビギン2023年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。