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“ファッション(服)は生きていくうえで必要不可欠か?”という禅問答がこの世からなくなることはないと思いますが、今季始動した『THE DAY』の服を手に取れば、“なくてはならない”と答えられる気がします。あくまでもベーシックな日常着でありながら、袖を通すと自然と気持ちが高揚する服。『THE DAY』のディレクターを務める河内さんの言葉を交えながら、1stコレクションに迫ります。

河内直哉さん/1984年、静岡県出身。ポータークラシックに入社後、本店店長とプレスを経て独立。2023年よりTHE DAYディレクターとして活動。ポータークラシック時代から、丁寧かつ想いやりのある接客で多くのファンに信頼されている。

『THE DAY』の服は、すべて日本製。素材選びから慎重に行い、着る人がストレスを感じないようなリラックスしたシルエットが特徴です。「暮らしを豊かにしてくれる服は、シンプルかつ上質。そして、着る人への気遣いが細部に宿っているものだと思います。昔から続くスタイルを現代に取り入れながら、生活に寄り添い、時間が経つほどに愛着が増していく“オーセンティックな日常着”を『THE DAY』で提案していきたいです」(河内さん)。

【REGULAR COLLOR SHIRTS】
最上級素材でつくる
究極の日常シャツ

1stコレクションでとくに気になった製品を中心に解説していきます。まずは、ベーシックなレギュラーカラーシャツから。ブロード生地にGIZA COTTONを使用することで、シルクのような光沢感とカシミアのような肌触りを両立。細かな運針で時間を掛けて丁寧に仕立て、繰り返しの洗濯にも耐え得る耐久性も備えています。そして最大の特徴はネック部分! 「オーバーサイズのシャツはその言葉通り、肩幅や身幅にゆとりをもたせたものですが、どうして首回りはそのままなんだろうってずっと疑問に思っていて…。そこで、トップボタンを締めても窮屈にならないよう首回りも広く設計したんです」(河内さん)。ネック部分からモックネックがベストバランスで覗くサマも、とてもエレガントなのです。

ある意味、正真正銘のオーバーサイズシャツ。着心地も軽やかで1年中着用したい逸品です。スタンダードシャツ/各2万8600円。

SUPIMA COTTONのスムース生地で製作されたモックネックは、写真のようにシャツだけでなくコートやジャケットのインナーとしても抜群。首回りや袖口も窮屈にならないよう、SUPIMA COTTONのフライス生地を使用しているのも特筆すべきポイントです。モックネック ロングスリーブTシャツ/1万5400円。

【MOLESKIN SET UP】
ガシガシ毎日着たい
モールスキン セットアップ

「150年以上の歴史があるイギリスの名門生地メーカー、ブリスベンモスのモールスキンを採用したセットアップです。着用を重ねるたびに肌に馴染み経年変化を楽しめるうえ、襟を立てる事で2通りの着こなしが楽しめる点もこだわりました」(河内さん)。いわゆるフレンチワークジャケットから感じられるモールスキンの風合いとは違い、驚くほど滑らかでベロアにも似た品格が漂います。

共地のパンツはレングス設定やシルエットにこだわっていて、どんな靴にも間違いなくマッチ! 単品よりもセットアップでも着用が俄然オススメ。モールスキン ロング テーラード ジャケット/6万3800円。モールスキン ワイド パンツ/4万2900円。

その他にも、1時間に約1mしか編み立てられない吊り編み機で製作した吊り裏毛スウェット(2万4200円)など、クロゼットの中心にストックしておきたいベーシックアイテムが。現在、プレオーダーは終了していますが、6月ごろにオンラインショップにて再販予定なので、公式ホームページの動向をチェックしてください。尚、“着たいタイミングでなるべく早くお届けしたい”という河内さんの想いから、年に4回展示会&受注会を開催予定だとか。実際に手に取り試着できる機会なので、こちらもお見逃しなく!


【TODAY is THE DAY】
当たり前の日常が
当たり前でなくなる服

問い合わせ先/THE DAY オフィシャルホームページ THE DAY オフィシャルインスタグラム  
文/増井友則(Begin NEWS)

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