[2位]今月のいいモノランキング
英国の大定番を鈴木大器氏が米国的に解釈すると……
この春生まれ変わった大器晩成なバラクータ
バラクータのダービージャケット
バラクータが米国に進出した50年代、商標の問題で一時期「フォークライムス」と名乗ってたって知ってました? 時は流れて2023年春。かの鈴木大器氏がフォークライムスを復活! といっても復刻ではなく、英国の傑作にモダンな米国的アレンジを利かせて生まれ変わった、新コレクションとして。
特に目を引くのがこのブルゾン。一見G9風ながら、キャップドショルダーでアンブレラヨークなし、裏地のタータンチェックもなしで、どこか米国ミリタリー風味漂う、MA-1的一着に。さらに、光の当たり方で見え方が変わる玉虫色のファブリックを使用することにより、上質さもプラスしています。
鈴木大器氏の手によりかつてないバラクータが完成! フォークライムスという未完の大器、晩成!!
2023年SSシーズンより、エンジニアドガーメンツのデザイナー、鈴木大器氏がバラクータのクリエイティブディレクターに就任。かつてバラクータが米国で展開していた「フォークライムス」を名乗るコレクションでは、氏の得意とする米国的アレンジを利かせたアイテムを展開する。
ミリタリーライクなエクストラポケットが!
ゆったり羽織れるモダンなシルエット
MA-9
バラクータの定番G9をベースに、1970年代の米国西海岸で人気を博したダービージャケット風にアレンジし、米国ミリタリーの要素もプラス。新ライン「フォークライムス」コレクションの一着だ。ゆったり着られるシルエットも今の気分。8万1400円。
(問)バラクータ カスタマーサービス
☎ 0120-165-006
https://www.baracuta.com/
※表示価格は税込み
[ビギン2023年5月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。