Mar 24, 2023

フェリージの新コレクション「サファリ」を簡単解説

Felisi フェリージのサファリコレクション

フェリージ「サファリ」コレクションは全5アイテムで展開中。写真左から／「クラッチバッグ 23/20/HK」（W30.5×H23×D9cm）6万9300円、「ミディアムトートバッグ 23/24/HK」（詳細後述）、「ボストンバッグ 20323/HK」（着脱式ショルダーストラップ付属。W47.5×H40×D19cm）14万9600円、「ショルダーバッグ 23/18/HK」（詳細後述）、「ラージトートバッグ 23/17/HK」（詳細後述）。

エレガンスにラギッドがほんのり添加された大人顔5アイテム

Beginでもおなじみのフェリージ（1973年、伊・フェラーラにて創業）が去る2月中旬に展開をスタートさせた2023年春夏の新コレクション「サファリ」は、「イタリアンミリタリースタイル」がデザインコンセプト。と聞いて、キレイめバッグを象徴するブランドだけに「フェリージがミリタリー？」と、その意外性を感じた人は少なくないことでしょう。とはいえ、同コレクションを構成する5アイテムを見れば、それらに無骨さなどはなく、独自のエレガンスがしっかり貫かれていることが分かります。

ブランドアイコンともいえる、高密度織りナイロン×バケッタレザーのコンビ使いは従来どおりながら、そのナイロンに今回がお目見えとなる新色ミリタリーグリーンカラーを採用。しかも、ポリウレタンコーティングによって撥水性とともにマットな風合いも備わり、これにバケッタレザーのダークブラウンを組み合わせることで洗練さにアクティブな味わいがほんのり添加され、これまでのフェリージとはひと味違うバッグに仕上がっています。しかも、そんな渋めカラーの中にあって、亀甲型ホックのキラッと鮮やかな輝きをスマートなアクセントにしているのがまた、ニクイところなんです。

ミリタリー系アイテムといえばラフ＆ラギッドなたたずまいが魅力ですが、そうしたエッセンスと、フェリージらしい品の良さが絶妙バランスでデザインに落とし込まれた、この「サファリ」コレクション。しかも各アイテムのいずれもが落ち着きを感じさせる大人テイストということもあって、これは年齢を問うことなく、末永く愛用していけそうです。

Felisi フェリージのサファリコレクションラージトートバッグ 23/17/HK

エレガントな風合いが特長の高密度織りナイロンと、エイジングでしなやかになり、色＆ツヤも深まるバケッタレザーは、ともにフェリージを象徴するマテリアルだ。また、このコンビネーションに亀甲型ホックの美しい鏡面を際立たせることで、「サファリ」の各アイテムをよりエレガントなたたずまいに見せてもいる。写真は「ラージトートバッグ 23/17/HK」。

Felisi フェリージのサファリコレクションラージトートバッグ 23/17/HK

前身頃に存在感ある大ポケット2室を備えた「ラージトートバッグ 23/17/HK」は日常のオン＆オフ使いにはもちろんのこと、1泊程度の出張でもお役立ちする。メインコンパートメントのトップジップはステイ（延長部）付きゆえ大きく開口するので、大事な書類などの出し入れが楽チンだ。W42×H38×D12cm。12万9800円。

Felisi フェリージのサファリコレクションミディアムトートバッグ 23/24/HK

「ラージトートバッグ」（上記）と構造は同じだが、デイリーでより使いやすくサイズダウンが図られた横長タイプの「ミディアムトートバッグ 23/24/HK」。さりげないお洒落ビジネストートとしてもオススメだ。W42×H30×D12cm。12万1000円。

Felisi フェリージのサファリコレクションショルダーバッグ 23/18/HK

「ショルダーバッグ 23/18/HK」は、よりミリタリーをイメージできるボンサック・タイプ。バケッタレザー製ドローストリングで開閉できるメインコンパートメントや亀甲型ホック付きフロントポケットのほか、折りたたみ傘やタンブラーなどの収納に重宝するジップポケットも横身頃に備えている。W25×H41.5×D20ｃｍ。10万7800円。