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トンボ鉛筆 ZOOMのZOOM C1

斬新デザイン×ジュラルミン合金の‟コダワれる”ボールペン&シャーペン

MONOといえば、老舗文具メーカー、トンボ鉛筆(1913年、東京・浅草にて創業)のオリジナルブランド。なかでも「モノケシ」と通称される消しゴム(1967年初登場)は、誰もが学生時代にお世話になったであろう超ロングセラー商品です。が、同社はこのほかに、1986年からデザイン筆記具のブランドとしてZOOMも展開してまいりました。

そのZOOMがこのたび、日本の技術と感性をベースにしたコンテンポラリーデザインペンを目指すべく、リブランディング! 去る2月17日、「日本の美意識を型にはまらない自由さ」で表現した3モデルを発売しました。で、そのなかでもとくにBeginが注目したのが、「空白を、ノックする」がデザインコンセプトの「ZOOM C1」なんです。というのも、一瞬、ノック部がボディ(胴軸)から浮いているかに見えて、「ん?」と思ってしまったからなんですね。

一般的なノック部はボディの尻軸に刺さるかのように設けられているものですが、「ZOOM C1」のノック部は目立たないクリップを介して、ボディにしっかりと接合されているのです(トップ写真参照)。しかも、そのノック部はボディの流線シルエットを受けた山なり形状で、これがボディとの連続性を感じさせるため、まるで「浮いている」かのように錯覚するワケなのです。

ちなみに、そのボディには航空宇宙機器などにも使われているジュラルミン合金を採用。ステーショナリーの素材としては非常に珍しい、この合金を切削加工により、剛性を犠牲にすることなく美しいフォルムにしているんです。また、表面はアルマイト加工処理で耐食性を強化。クリップも亜鉛ダイキャスト製の丈夫なものゆえ、ノックの際、ポッキリ(!)ってなトラブルの心配は無用です。

カラーは、光の照射角で印象を変えるサンドシルバー、黒よりも純粋な漆黒のフルブラック、ほんのり墨色が入ったグラファイトブルーの全3色。いずれも、古来から大自然の風景を受けて育んできた日本人の色彩感覚に適った、落ち着きある色合いに仕上がっております。ということで、斬新でありながら伝統と上質さも感じさせてくれる、この「ZOOM C1」は、ちょっとコダワリが持てるお洒落な実用ペンをお探しの方にオススメしたい、注目の筆記具です!

トンボ鉛筆 ZOOMのZOOM C1

「ZOOM C1」では油性ボールペンとシャープペンシルの2種類がラインナップされており、いずれにおいてもボディカラーとしてサンドシルバー、フルブラック、グラファイトブルーの3色から選ぶことができる。

新生ZOOMには、コチラもあり!

トンボ鉛筆 ZOOMのZOOM L1

キャップ式の水性ゲルボールペン「ZOOM L1」(写真左上)ではボディ素材に、三菱ケミカルが開発した高透明素材「デュラビオ(DURABIO)」を採用。一見してすりガラスのような、そのマットな透明感は光の反射により、軸が見え隠れするかのような幻惑的視覚をもたらす(写真右上)。ボディカラーは全6色。ボール径0.5mmで、インクカラーには黒、ブルーブラックの2色をご用意。各4400円。なお、ZOOMにはほかにも、しっとりとした触感が手に心地よい、エレガントな逆円錐型ボディが特長の「ZOOM L2」(油性ボールペンとシャープペンシルがある。各3520円)もラインナップされている。

ZOOMの
「ZOOM C1」

●油性ボールペン
機構:ノック式
軸素材:ジュラルミン(表面加工:アルマイト仕上げ)
本体サイズ:幅16.2×全長143.4mm
本体重量:21.2g
本体カラー:フルブラック、サンドシルバー、グラファイトブルー
替え芯仕様:超低粘油性インク(ボール径:0.5mm、または0.7mm。インク色:黒)
価格:各7700円
●シャープペンシル
機構:ノック式
軸素材:ジュラルミン(表面加工:アルマイト仕上げ)
本体サイズ:幅16.2×全長143.7mm
本体重量:22.3g
本体カラー:フルブラック、サンドシルバー、グラファイトブルー
替え芯仕様:シャープ芯(芯径:0.5mm)
その他:消しゴム付き
価格:各7700円

問い合わせ先/トンボ鉛筆 お客様相談室 ☎ 0120-834198
https://www.zoom-japan.com/

※表示価格は税込み


文/山田純貴

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