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えらいね~
ミリ単位の進化が生んだ
日本人のための究極美脚パンツ

 

franceFile no.2【Since 2014】
インコテックス
N35【登録】

インコテックスのN35

傑作スラックスだけに、数多くの生地バリエがラインナップされているが、こちらはスーパー100’sのトロピカルウール地で仕立てられた、春夏最定番モデル。汎用性の高さはハンパなし! 3万2000円。

(問)スローウエアジャパン
https://www.jacketrequired.jp/special/?id=28

 

足にムリなく吸い付く♡

足にムリなく吸い付く

美意識の高いイタリアの洒落者たちをも魅了する美シルエットは、ウエストから裾先まで、着用時に一切の歪みなし! 吸い付くようなフィット感も◎。

 

名品ポイント
究極美フィットを生む腰回りの仕様

究極美フィットを生む腰回りの仕様

ウエストの内部には、可動域を広げるマチの役割を果たす切れ込みを設けている。おかげで立ったり座ったりを繰り返しても柔軟に伸縮してくれる。

 

名品ポイント
クリースのズレにも美脚の秘訣が!!

クリースのズレにも美脚の秘訣が

平置きした状態をキレイに見せるのではなく、あくまで着用時に脚をスッキリ見せられるように、クリースをあえてセンターからズラしているのだ。

 

N35に辿り着く系譜図をオサライ

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ノープリーツ美脚スラックスのド定番モデルが誕生したのは、今から20年ほど前のこと。“36”に始まり、“N35”に至るまでの経緯は上をご覧の通り。

とにかく脚が美しく見える! と服好きの間で話題を呼んだベースシルエットは維持しながら、これまで何度か要所を半身で5mm~1cmずつ微調整していることがわかる。美脚と時代感を両得するために、細か~~な部分まで計算し尽くされているのだ!

[すべて半身(サイズ46)での参考数値で、素材により数値は多少異なります。]

 

魅せる国の名門が日本人向けに開発!

今でこそシルエットの美しさを謳うスラックスは巷にあふれ返っていますが、日本人のパンツに対する美意識を向上させた先駆者は、間違いなく同社でしょう。“ソロ・パンタローネ(パンツ専業)”を掲げ、’90年代から日本に美脚スラックスを普及させた名門中の名門。

その実力派が日本人の体型を研究し尽くして完成させた新定番モデルこそ、N35ってワケなんです。“Nuovo(新しいの意)”と“Nippon(日本)”から“N”を冠しているという通り、特筆すべきは日本人の脚を美しく見せてくれる、その完成されたシルエット!

・・・なんですが、これは単にパターンワークが優れているだけでは生み出せないもの。どこにも歪みが生じないよう、生地ごとに微妙に縫製時のテンションを変えていたり、理想のステッチングを追求してミシンのアタッチメントを金型から特注したり・・・。

熟練したパタンナーと自社工場の縫製職人がタッグを組んでこそ、究極の美シルエットが実現するんです。クセがなく手持ちのどんなアイテムとも馴染んでくれるから、3万円台でもコスパは高いといえます!

サイズ表(参考数値)
(46サイズ、半身、単位はcm)

コシ幅 ・・・・ 40.5
ヒップ幅 ・・・ 50
モモ幅 ・・・・ 31
スソ幅 ・・・・ 18.5

 

※表示価格は税抜き


[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 竹内一将(STUH) 齊藤遼子 文/秦 大輔 礒村真介 押条良太(押条事務所) 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 間中美希子 
井上健太郎 宮嶋将良(POW-DER) 撮影協力/ BESS

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