世界コスパ遺産 世界裏コスパ遺産MAP ヨーロッパ・アフリカ地区
高品質でリーズナブルな品々は、我々モノ好きたちにとって共有するべき遺産です。ここでは、各地に点在する世界遺産の裏に隠れた、ちょっぴりマイナーな名品にフォーカス。そのありがた~い恩恵、名が知れて人が殺到する前に、存分に享受しちゃいましょう!
ヨーロッパ・アフリカ地区
【1】ジョン・チャップマンの
ボンディングキャンバスポーチ【登録】
堅牢かつ防水性もある伝統素材
内側も表地と同じ
コットンを使用
釣りや射撃用バッグに特化したこのブランドのお家芸が、雨の多い英国らしい伝統の防水ボンディング地。ベースは厚手のツイル地で、持ち手はタフなレザー。言わずもがなメイド・イン・UK。W27×H19×D9.5cm。各1万2000円
(問)エスディーアイ/ビギンマーケット
http://sdijp.jp/
【2】リカルド・メッサの
コットンパンツ【登録】
メイド・インイタリーで1万円台!
ワンタックは
今の気分にも◎!
うっすらと起毛した上品なコットンツイルに狂いのないステッチ、自然で美しいテーパードシルエット。サルトリアの本場、イタリアはナポリで約40年続くパンツ専業ファクトリーから生まれたブランドと聞けば、その高品質にも納得。各1万8000円
(問)スタンダードメイド
http://standard-made.jp
【3】トルコ製の
“ペシテマル”【登録】
公衆浴場“ハマム”の伝統タオル
トルコで長い歴史を持つコットン製タオルは吸水性と肌触りに優れ、パイル地より速乾性が高いとされる。織り柄やフリンジなど、無機質になりがちな水回りを彩る洒脱なデザイン。W59×H100cm。各1700円
(問)ビーミング ラ イフストア by ビームス コクーンシティ店
http://www.beams.co.jp/bming/
【4】カルフの
フュージョン2.0【登録】
実は100年超! の歴史あるブランド
母国フィンランドの言葉で“熊”を意味し、1世紀の歴史を持つ名門。こちらの“フュージョン2.0”は1996年に生まれた代表作で、某世界的ヒップホップアーティストが履いたことでも再注目されている。3月店頭展開予定。1万5800円
(問)シードコーポレーション
http://www.seedcorp.jp/
【5】トゥアレグ族の
シルバーアクセ【登録】
オールハンドメイドで全て一点モノ!
エボニーウッドの
質感も魅力的!
アフリカのサハラ砂漠で遊牧生活を送るトゥアレグ族に古くから受け継がれているジュエリーは、かの某グランメゾンもフィーチャーしたほど芸術性が高い。純銀の無垢な輝きも、繊細な美しさを湛えている。リング9000円、バングル各1万7000円。以上。
(問)ジャーニー
http://www.hrm.co.jp/journey/info.html
【6】カンガの
巾着バッグ【登録】
バティック柄は着こなしのアクセントに◎
ブランド名の「カンガ」とは、東アフリカに伝わる伝統的な民族布のこと。ケニアから届いた、いかにもアフリカらしいカラフルかつ大胆な色柄は、ユニセックスでシェア使いも可能だ。また、バッグインバッグとしても重宝する。φ18×H11cm。各2300円
(問)マッハ55リミテッド
http://www.mach55.com/
[ビギン2018年3月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 竹内一将(STUH) 齊藤遼子 文/秦 大輔 礒村真介 押条良太(押条事務所) 桐田政隆 黒澤正人 今野 壘 間中美希子
井上健太郎 宮嶋将良(POW-DER)イラスト/田中 斉 TOMOYA 撮影協力/ BESS