最近ではアウトドアツールを普段使いする人も増えてきたと思いますが、そうなると当然メンテ頻度も多くするのが正解。自慢の機能を長.く堅持するためにも主要品目のケア術を習得しよう。

 

じつは初心者が失敗しがちなスキレットのコゲつきはまずアヒージョで解決

【1】入れて煮込んで

入れて煮込んで

 

【2】完成

完成

アヒージョの作り方(佐々木流のシーズニング方法)は至極簡単♪ 好みの具材とオリーブオイルを適量入れてグツグツ煮込むだけ。同時にプレメンテも完了できるので一石二鳥だ。

 

プレメンテも完了

プレメンテも完了

 

用意するモノ

c_koto_1801_mainte_outdoor_skillet_04スキレット、オリーブオイル、具材

 

油に馴染ませつつ同時につまみも作る

「鉄製鍋は、実は本格的に使用する前に油に馴染ませる作業が必須。でも“せっかく油を垂らすなら、いっそ何か作っちゃえればいいのに”という短絡的な考えで思いついたのが、最初にアヒージョを作るという一石二鳥テクニックなんです(苦笑)」。と、佐々木さん。

大量の油で具材をグツグツ煮込むアヒージョを作れば、確かに油もしっかり馴染んでくれそう(笑)。「実際最初にアヒージョを作ったスキレットはコゲつきにくくて、何度使ってもクリーンな状態をキープしてくれます」。

 

普段のメンテはこうする

タワシで洗って

タワシで洗って

 

火にかけて

火にかけて

 

油を塗る

油を塗る

必要な油分まで落ちてしまうので、基本的に洗剤を使うのは避けよう。タワシで水洗いして汚れを取り除いたら、火にかけて乾かして薄く油を塗ればOK。

 

スタイリスト佐々木 誠さん

スタイリスト
佐々木 誠さん

メンテナンス達人

ビギンのメンテナンス特集で必ずといっていいほどスタイリングを担当する敏腕。スキレットを使ってアテを作るのがささやかな趣味。

 


[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/植野 淳 文/山田純貴 間中美希子 礒村真介 黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠

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