ノスタルGがラグジュア“G”に!
ジャン・ルソーのGショックカスタムレザーベルト
毎年、各セレクトショップが競うように“別注G”をあの手この手で出すもんだから、周りから「どこの別注だ!」なんてツッコまれるでしょーね。ただお察しの通り、こちら、別注は別注でもどこのお店のものでもなし。しいて言うならアナタの別注って話なんです!!
…と興奮ぎみに叫んじゃいましたが、その気持ちもわかってほしい。今や仏を代表する時計ベルトメーカーに成長したジャン・ルソーから、なんと、Gショック用のレザーベルト(!?)が登場したんです。久々に甘酸っぱさがプンプン匂い立つではありませんか。
発端は昨年のパリ。残念ながら閉店となった、名セレクト「コレット」が、ジャン・ルソーとタッグを組んで「革ベルトのカスタムGショック」を販売したところ、意外性ありまくる組み合わせが世界のトレンドセッターにブッ刺さって即ソールドアウト。その後、SNS上で写真を見たGショックファンから、日本でも売ってくれ! と熱い声があがり、替えベルトとして展開されるに至ったんですね。セボ~ン!
かつてGショック本を特別編集することで流行の一端を担わせてもらったビギンとしても、このニュースは外せません。往年のファンの方であれば、懐かしのGを捨てられずしまい込んでる人もいるでしょう。
それが上の写真のように渋~いレザーベルトで蘇るとしたら! 甘酸っぱい当時の思い出までもが巡り巡って、きっとドンズバなハズシの時計となるはず。それってロマンのある話じゃないですか? 高級時計を狙う予算もないし、かといって今のセカンドウォッチにもピンとくるものがない。Gのベルト替えという盲点を突く、まさにモノ好きのための自慰(ジー)(笑)。ショッキングな斬新さに敬意を表し今月の1位に認定です!
計250通りから選んでオーダー可!
例えば…





アリゲーターなら約200色から好みの色を選んでオーダーメイドできる。各5万7500円。シンプルなカーフなら各2万6250円と一番手頃。ほかにオーストリッチ、シャークもあり、各3万1250円。もちろんモデルに合わせたベルト幅にてオーダー可能だ。
あの頃愛したGショックにバチッとハマる!
昔ながらのモデルとの相性がことさら◎。Gのベルト替えはやや特殊な作業のものが多いので、ショップにお任せできるのも安心。
フランスの高級レザーマニファクチュールより、手持ちのGショックに合わせられるカスタムレザーベルトが登場。意外性ありまくりだけど、なかなかどうしてハマる! アリゲーター5万7500円、カーフ2万6250円ほか。納期1か月~。
(問)アトリエ ジャン・ルソー銀座
TEL.03-6280-6721
http://www.jean-rousseau.com/
※表示価格は税抜き
写真/工藤 恒(アルフォース) 文/礒村 真介