ヒット確実!! 「スピードタイマー」に皆が“やっぱり大好き色”の3タイプ登場【セイコー プロスペックス】

「セイコー プロスペックス スピードタイマー ソーラークロノグラフ」のケース径41.4mmタイプ。左から／ブラック×グレーのベゼルに通称パンダ文字盤を組み合わせた「SBDL095」、1969年の元祖「スピードタイマー」のカラーリングを想起させるレッド×ブルーベゼル＆ブルー文字盤の「SBDL097」、クラシカルでドレッシーな印象のレッド×ブラックベゼル＆ブラック文字盤の「SBDL099」。

歴史的名クロノの意匠に、最新技術を融合させた人気モデルの最新作

「ああ、やっぱりこういう色のが好きなんだよね～」って正直、思いました。写真上の3カラーは、どれもが昔から目になじんできて、これからもずっと飽きさせない、外れのない安定カラーリング。たとえば最初に買うスポーツウォッチなら、こういうのが正解（！）と断じちゃいましょう。

スポーツ＆アウトドアシーンに対応する本格機能を備えたブランド、セイコー プロスペックス（SEIKO PROSPEX）にて、昨年（2021年）11月に登場した「スピードタイマー（SPEEDTIMER）」は、1969年に発売され、世界初の垂直クラッチ搭載によって高精度の計時性能を実現した自動巻きクロノグラフの傑作「スピードタイマー」の名を今に継ぐクロノグラフのコレクションです。現在、自動巻きとソーラークォーツの2ラインが展開されているのですが、写真上の3型は今年（2022年）11月11日、そのソーラークォーツのラインに新たに加わったモデルとなります。

その最大の特徴は、1969年～1970年代に人気を博した「スピードタイマー」創成期における特徴的な意匠である、2色アルミニウム製ベゼル表示板を採用した点です。これが文字盤のカラーリングと相まって、スポーツウォッチ党好みのフェイスに仕上がっているのですね。しかも、オリジナルを想起させる力強い時・分針とワイドなインデックスに加え、センターのクロノグラフ針を文字盤外周の目盛りまで届く長さにし、そのクロノグラフ針と6時位置の分積算計の針を赤で統一することで、クロノグラフ機能の判読性を高めてもおります。

ムーブメントは、ストップウォッチ機能とパワーリザーブ機能を有するソーラークロノグラフムーブメント「キャリバーV192」で、6時位置の分積算計がパワーリザーブ表示を兼ねている構造。また、昨年から定番で展開されている「スピードタイマー ソーラークロノグラフ」（計5色展開）がケース径39mmなのに対し、これら新作では41.4mmとひと回りサイズアップ。なので、装着すれば手元がよりラギッドな雰囲気に仕上がるのです。

時計好きはもちろん、そうじゃない人にとっても大好物のカラーリングで登場した今作。買って後悔しない、この安心ルックスに、愛で甲斐十分以上の高性能スペック＆無理せずに手が届くプライスが相まって、正直、これはもう、大ヒットは確実と予想します。

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コチラが‟元ネタ”となった1969年発売の、2色アルミベゼル表示板採用「スピードタイマー」。ストップウォッチにおけるスタート・ストップの動力伝達機構として、世界で初めて垂直クラッチ方式（断面摩擦方式）が搭載された自動巻きクロノグラフで、以後、世界中のクロノグラフウォッチ開発に多大な影響を与えた記念碑的存在となった。

問い合わせ先／セイコーウオッチお客様相談室　☎ 0120-061-012
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/speedtimer/index
※表示価格は税込

文/山田純貴