string(38) "https://www.e-begin.jp/article/363870/"
int(1)
int(1)
  

J.B.CAPPALA ジェイ・ビー・カパラの縮絨フェルト製スリッパ

柔らかヒール採用でスリッポン×スリッパの2役をこなします

ウィンターファッションの伝統的、かつ代表的な定番素材といえば、やはり羊毛、すなわちウールでしょう。ヒツジの毛は全ての繊維のうちで水分含有率が最も高く、それゆえに熱伝統性が低く、加えて、毛の隙間に多く含まれている空気も断熱の働きをするため、非常に保温性が高いという特長があります。また、弾性に富むコイル状の毛が1cm²当たりに4000~5000本も密集しており、加重の際にそれらコイル状の羊毛が無数の点で支えることで加圧を効果的に分散する作用ももっています。また、化学繊維などと違い、人体と組織構造が近いことから皮膚との親和性がいいという利点も……。というワケで、羊毛はフワフワ~ッと暖かく、気持ちイイのですね?

と、そんな羊毛のすぐれた特質を活かしたスリッパやサンダルを展開しているのがジェイ・ビー・カパラ(J.B.CAPPALA)です。これまでにビルケンシュトックやアイランドスリッパといった名だたるサンダルブランドの輸入・卸に取り組んできたジー・エム・ティー(本社:東京)社が、「キャンプなどでも履くことができるスリッパ」という斬新なコンセプトのもと、2021年に立ち上げた、このフットウェアブランド。ブランド名はネパール語で「スリッパ」に由来しており、全製品が羊毛使いの履物という点において、他のサンダルブランドと一線を画する存在です。また、そうしたコレクションは、アッパーがムートン(羊の毛皮。皮革層がある)のポーランド製と、フェルト(羊毛などを縮絨させて固めた不織繊維。皮革層はない)使いのネパール製に分けられております。

今回ここでご紹介するのは、首都カトマンズで製作されたネパール製。発色鮮やかなフェルトのアッパーにホワイトラバーソールを組み合わせることで、部屋の中でも、家の外でも履くことができる仕様となっています。また、スリッパのデザインをベースにしつつも、立ちが低く、かつ柔らかいヒールカップが設けられているため、足入れ楽チンはそのままに、スリッポン感覚で履くことが可能。しかも、そのヒールを踏みつぶしてスリッパ履きもできちゃうので、たとえば、テントの出入りで靴の脱ぎ履きが頻繁になりがちなキャンプシーンなどで、とても重宝することでしょう。

要は、これは家の中でも外でも使用でき、スリッポン履きとスリッパ履きの両方ができる2Wayフットウェア。使えるシーンの守備範囲はハンパなく、冬場のキャンプサイドで大活躍してくれるのはもちろん、ガーデニング用やベランダ用として、あるいは「ちょっと近所のコンビニまで」的なワンマイル外出用としてもお役立ち。家ナカ使いではリモートワークなどで冷えがちな足元に、というのもかなり有力な使い方です。

羊毛で作られた縮絨フェルトは上質な肌触りとあって、暖かい日には素足履きが気持ち良さそうですし、その風合いに品があるので、コーディネートでは足元からキレイめに見せてくれるはず。ジェイ・ビー・カパラ独特の丸みあるフォルムは可愛らしく、鮮やかカラーも相まって、カジュアルに新鮮さとアクセントをもたらしてくれることでしょう!

J.B.CAPPALA ジェイ・ビー・カパラの縮絨フェルト製スリッパ

ポップなカラーのアッパーとさわやかなホワイトソールの組み合わせが、足元に新鮮な印象をもたらす。ちなみに縮絨フェルトは圧縮された毛の中にたくさんの空気を含むため、保温性にすぐれており、それでいて適度に通気性があるため蒸れにくいことから、じつは冬場のみならず、オールシーズンで快適に使用できる。

ジェイ・ビー・カパラの
「縮絨フェルト製スリッパ」

アッパー素材:縮絨フェルト(羊毛)
ソール素材:ラバー
サイズ:S、M、L、XL
カラー:全12色
価格:各4950円

問い合わせ先/ジー・エム・ティー ☎ 03-5453-0033
https://www.gmt-tokyo.com/

※表示価格は税込


文/山田純貴

Begin Recommend

facebook facebook WEAR_ロゴ