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肌身離さず身に着ける相棒なのに、意外とメンテナンスする意識が薄い腕時計。今回はステンレススチール製腕時計のじつは!?なお話。ラフに扱えるのがステンレススチール製腕時計のイイところ、ですが…!?

 

じつは…ステンレススチール(SS)でも手入れしないとサビる!

 

ステンレススチール

 

酸素供給が遮断されるとサビやすくなる!

SS製腕時計のイイところといえば、やっぱりそのタフっぷり! 多くのスポーツ系時計に使われていることからわかるように、単純に丈夫だし傷ついても味に見えるし、特別なケアは不要に思えます・・・が、

「確かにラフに扱えるのもSSの魅力ですが、じつは何もせず放置しておくとサビちゃう危険もあるんです!」と注意喚起する加藤さん。

「SSは表面の酸化皮膜でサビの発生を防いでるんですが、汗や汚れなどで酸素供給が遮断されると、この酸化皮膜が壊れてしまうんです。とくにブレスには汗や皮脂がつきやすいもの。目に見えにくい汚れもサビの原因になるので、こまめにクロス等で拭いてあげるとサビにくくなりますよ」。

 

[キレイなステンレンススチール(SS)]

[キレイなSS]

酸素に触れることにより、表面に酸化皮膜ができる。

 

[汚れたステンレススチール(SS)]

[汚れたSS]

酸素が遮断され、酸化皮膜が壊れてサビが発生。

 

セイコーウオッチ 広報宣伝部加藤秀明さん

セイコーウオッチ 広報宣伝部
加藤秀明さん

メンテナンス達人

旗艦ブランドのグランドセイコーを含め、メンズ商品全般の広報業務を担当する敏腕。日々のお手入れについても一家言あり!

 


[ビギン2018年1月号の記事を再構成]
写真/植野 淳 文/山田純貴 間中美希子 礒村真介 黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠

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