手のひらサイズってマジ!? ウィーハブのミニ薪ストーブ

網越しに見える揺れる炎でカラダもココロも暖めてくれます

冬キャンプでの食事や作業などの際、近くに暖房があると助かりますよね？　機械部品メーカーのパーツ精工（1985年創業。本社：埼玉県三郷市）が自社の技術を活かし、アウトドア用品などの金属加工商品を展開するブランド、ウィーハブ（Wee!HuB）から昨年（2021年）登場した「ミニチュア薪ストーブ 小薪」は、そんなシーンにお役立ちする小さい暖炉。手に乗せられるほどのコンパクトサイズゆえに見た目に愛らしく、他の荷と一緒にハッチバックに納めてもジャマにならず、セッティング＆あと片付けが超簡単。それでいて本格的な暖炉ゆえに、冬のキャンプライフをしっかり暖めてくれるとあって大好評となりました。

そしてこのたび、そのリニューアルモデルである「ミニチュア薪ストーブ　小薪　メッシュタイプ」が登場。機能や使い勝手、サイズや基本的デザインなどは前型と同じなのですが、本体のフロント部にメッシュ張りの窓が設けられたことで、炉内で燃え盛る炎を目の当たりにしつつ、癒しの時間が楽しめるものになりました。暖炉らしく体を暖めるのみならず、視覚的にも温もりが感じられる仕様になったというワケです。ただし、一酸化炭素中毒などが懸念されるのでテント内での使用はNG。たき火代わりにテントの外でご使用ください。

本体は2mm厚のスチール製で丈夫な作り。燃料は薪のみならず、炭や固形燃料も使用可能ですし、アルコールストーブ（＝アルコールバーナー）をそのまま入れて、というのもOK。しかもポットをのせて湯沸かしができて、別売りの調理用ロストル（2980円）を使えば、簡単な調理も可能でとキャンプ調理器としての役も担ってくれるのです。ちなみに本品は、本体から専用ポーチまで全てが職人による、信頼のメイド・イン・ジャパン。安心して使えるのも嬉しいポイントです。

この写真からではピンとこないが、じつは手のひらに乗るほどの小さいサイズ。なのに、こうしてメッシュ越しに炎の揺れるさまを目の当たりにすれば、薪ストーブらしい趣がしっかりと味わえる。ちなみに薪を出し入れするためのサイド扉は脱着式ゆえ、手入れも楽チンだ。

写真左／巻いて筒状にできるシート状の煙突（手前左）など、全パーツが本体（後方）に一括収納でき、さらに、その状態で付属の専用ポーチ（手提げハンドル付き）に納めることでラクラク持ち運びができる。写真右／別売りの拡張用煙突（2500円）とスパークアレスター（煙突の先端に取り付ける火の粉止め。3000円）を取り付けたところ。これにより、さらに安定した加熱が得られるのだ。

問い合わせ先／パーツ精工　☎ 048-953-2007
https://weehub82.thebase.in/

※表示価格は税込

文/山田純貴