完全防水仕様!! ミステリーランチの背負えるダッフル

突然の雨でも安心！ 完全防水仕様でしっかり荷を守ります

ミステリーランチ（MYSTERY RANCH／2000年、米国北西部モンタナ州ボーズマンにて創業）から今秋、新コレクションの「ハイウォーターシリーズ（HIGH WATER SERIES）」が登場。最大の特長は、このシリーズ名から察することができるとおり、完全防水仕様という点にあります。すなわち、表＆裏両面にTPUコーティングを施した高密度織りの840デニール「バリスティックナイロン（Ballistic Nylon／米・デュポンが開発。現在は米・インヴィスタ社の商標）」を採用し、RF溶接構造（縫い目からの浸水を防ぐための高周波溶接法）で継ぎ目を高強度に結合させたことで、耐摩耗性や耐熱性、耐寒性とともに高い防水性を確保しているのです。

さらに、ジッパーにナイトアイズ社（NiteIze／本社：米国コロラド州ボルダー）の「トゥルージップ（TRU® Zip／米国製）」を搭載。これは世界初の務歯（エレメント）のないスライド式ジッパーで、すぐれた静音性や防塵性、自己修復性などとともに、すこぶる高い防水性を備えたハイテクパーツです。と、「ハイウォーターシリーズ」は、両面TPUコーティングの840デニール「バリスティックナイロン」と、この「トゥルージップ」の組み合わせにより、渡渉や沢登りにもしっかり対応でき、突然の風雨に見舞われたときにも安心なバッグ＆小物のコレクションとなっています。

同シリーズは全6アイテムで展開される（各アイテムは順次発売される）のですが、ことに注目したいのが「ハイウォーターダッフル50」（2022年11月中旬発売予定）。大ぶりのダッフルなのですが、ショルダーハーネス付きゆえにバックパックとしても使える、とても重宝な2Wayバッグです。

側面にマチ付きメッシュポケットや大型のエンドハンドルを備えつつも見た目の印象はとてもシンプルで、アウトドアバッグにありがちな無骨さはなく、これに840デニール「バリスティックナイロン」の艶やかな風合いが相まって、スッキリ＆スタイリッシュな秀逸デザインに仕上がっているのも個性的です。よって、アウトドアだけでなく、街使いしても全く違和感はなく、さまざまなカジュアルにマッチ。とても汎用性の高いユースフルバッグに仕上がっております。

と、このようにバックカントリーのトレッキングからライトキャンプ、短期旅行までもカバーしてくれて、デイリーでもガシガシ使い倒せる、この「ハイウォーターダッフル50」。お値段はといえば、これが比較的お手頃とあって、費用対効果はかなり良さげかと思う次第です！

ダッフル×バックパックの2Wayに対応する「ハイウォーターダッフル50」。バックパックとして使用する際には、ダッフル時（トップ写真参照）の底マチが表身頃になって、そこにプリントされたロゴマークでブランドを主張（写真左）。また、ダッフル時の天マチは背胴パネルの役を担うことになる（写真右）。

縦長ツインポケットが印象的な定番バックパック「テラフレーム80」（W34×H79×D40cm。2.7kg。77ℓ。ローデンのみ。6万1600円）をプラットフォームに、「ハイウォーターシリーズ」3アイテムをコネクトさせた一例。「テラフレーム80」に備わるオーバーロード（背胴のカーボンフレームを拡張させ、ショルダーハーネスとバックパックの間に他の荷を挟み込む仕様のこと）機能を活用して「ハイウォーターダッフル50」をレイヤード。さらに、バックパックを上から包むように装着する「ハイウォータートップリッド」（W37×H13×D31cm。フォリッジもあり。発売中。2万350円）と、モールアタッチでウエストハーネスなどにコネクトできる薄型モジュールポーチ「ハイウォーターフォーリッジャー」（W20×H12×D4cm。フォリッジもあり。2022年11月中旬発売予定。5830円）をコネクトし、本格登山に適合する収納性と機能性を拡張させている。
 

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「ハイウォーターシリーズ」では、フリップトップオープン式のザック「ハイウォーターフリップ」もラインナップ。ユニークなかまぼこ型のボディは見た目にシンプルで、ON&OFFいずれのスタイルにも違和感なくマッチする。また、15インチPC収納対応のスリーブも搭載。もちろん、両面TPUコーティングの840デニール「バリスティックナイロン」や「トゥルージップ」の採用により、雨の日にも安心して使用できる。W27×H46×D23cm。フォリッジもあり。発売中。3万8500円。

問い合わせ先／エイアンドエフ　☎ 03-3209-7575
https://www.mysteryranch.jp/

※表示価格は税込

文/山田純貴