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3万円台のよくデキ靴大賞

物価高の今こそ気になる! 3万円台のよくデキ靴大賞[本格靴入門編]
「快適な履き心地で賞」

ラストにソールにクッションに、“快”を生む術は十社十様。心地よすぎて長く寄り添いたくなる4作を表彰!
 

編集部員&革博士&スタイリストが認定!

四方章敬さん

スタイリスト
四方章敬さん

ドレス分野の超敏腕スタイリスト。靴単体の魅力を見抜く力はもちろん、服と合わせたときの未来図も想像できるプロ中のプロ。

山田純貴さん

ライター
山田純貴さん

ビギン歴約30年の超ベテラン。革やカバン、靴に関する深すぎる知識から、部員&スタッフ一同から神のごとく崇められている。

編集部 タケイ

編集部
タケイ

これまでにビギンマーケットで紳士靴に触れてきてはいたものの、3人のなかではまだまだひよっ子。

Entry No.1【リーガル シュー&カンパニー】

REGAL Shoe & Co. リーガル シュー&カンパニー
3万7400円

REGAL Shoe & Co.[リーガル シュー&カンパニー]
810S

山田 オリジナルの合成ゴムソールは、当然ながらレザーソールより軽いしグリップ力も上。ガラス加工済みの牛革が使われていて、少々の雨なら弾いてくれるところも、快適に通じていると思います。

四方 リーガルが長年培ってきた経験が生かされたオリジナルサドルラストは、日本人の足にはかなり優しいはず。あとはポッテリとしたフォルムが昨今の流行にマッチしているところも好感が持てます。

タケイ クッションカップインソールのおかげで足当たりがマジでふっかふか♪

(リーガルシューアンドカンパニー)
 

ふかふかクッションのおかげでず〜っと履いても痛くない♪

REGAL Shoe & Co. リーガル シュー&カンパニー

編集部 タケイ

オン・オフで一日中履いても疲れない(タケイ)

Entry No.2【フォーティセカンド ロイヤル ハイランド】

42ND ROYAL HIGHLAND フォーティセカンド ロイヤル ハイランド CP1501F-11
3万9600円

42ND ROYAL HIGHLAND[フォーティセカンド ロイヤル ハイランド]
CP1501F-11

山田 よ〜く見るとラストがかなり内振りだったり、履き心地にもしっかり配慮して設計してくれているのがわかります。

四方 独自開発されたフラットなラバーソールのおかげでストレスなく歩けるのに、見た目は完全にドレスシューズにしか見えない! アメリカンブローグだけに、やっぱりデニム×スウェット×紺ブレのような、トラッドな装いにハマりそう。

タケイ オンもオフもスニーカー一辺倒で甘やかしてきた足には、これだけ軽くて曲がるラバーソールはありがたい存在です。

(42ND ロイヤルハイランド)
 

独自配合のラバーソールは軽くてクッション性も十二分!

42ND ROYAL HIGHLAND フォーティセカンド ロイヤル ハイランド CP1501F-11

四方章敬さん

オリジナルソールが痛みや疲れを軽減(四方さん)

Entry No.3【スコッチグレイン】

SCOTCH GRAIN スコッチグレイン ASSURANCE
3万5200円

SCOTCH GRAIN[スコッチグレイン]
ASSURANCE

山田 左右の羽根が合う部分、いわゆるセンターラインを傾斜させているから甲骨に沿うし、ヒールカップもすぼんでいるから踵が抜けにくい。ビスポーク風設計だから足についてきそう。レザーソールなのに底前とヒールトップにラバーを使ってるのも普段使い向き。

四方 パッと見は完全に本格ドレスシューズで高見えする。この顔つきでミッドソールにEVA入りというのは反則級。

タケイ 価格と仕立てと履き心地のバランスに感動! 初めてのストレートチップに選ぶ人も多いと思います。

(スコッチグレイン 東京スカイツリータウン・ソラマチ店)
 

厚さ6mmのEVAスポンジをIN!

SCOTCH GRAIN スコッチグレイン ASSURANCE

四方章敬さん

この顔つきでEVA入りは反則(四方さん)

Entry No.4【ロイド フットウエア】

Lloyd Footwear ロイド フットウエア EW10
3万9600円

Lloyd Footwear[ロイド フットウエア]
EW10

山田 聖地ノーサンプトン製ということもあって、ザ・ブリティッシュな顔つきが好印象。変にカッコつけずに、履き心地を重視した正直な木型という印象です。

四方 ごく普通のストレートチップに見えて、ややボリューム感があるから、履きやすくて痛くなりにくそう。差別化を図りたいこだわり派向け。入社5年後くらいに買うというイメージ。
タケイ 日本人の甲高の足を徹底的に研究してラストを設計しているのが、ボリュームに繋がっているのかも。革靴=痛いというイメージがある自分でもトライしやすそうですね。

(ロイド フットウエア 銀座)
 

日本人の甲高の足にフィットする木型を追求

Lloyd Footwear ロイド フットウエア EW10

山田純貴さん

ノーサンプトン製でこの価格は超良心的(山田さん)

 
※表示価格は税込み


[ビギン2022年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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