選ぶ前に覚えておこう! ネイティブアクセの伝統技・コレだけは知っ得解説
今シーズンも引き続き人気継続中のネイティブアクセサリー。気になっている人の数に比例して増えているのが、“何を買えば正解かわからない”ネイティブアクセ迷子なわけですが、その前に、ネイティブアクセの特徴ともいえる知られざる伝統技法を3つご紹介。
スタンプ
先端に模様を刻んだ鏨(たがね)を、シルバーの板の表面に打ち付けて刻印してデザインを施す装飾技法。各作家の個性が色濃く反映される、ネイティブアクセを代表する技の一つ。
オーバーレイ
ホピ族発案の技法。シルバーの板を2枚重ねて、上の板をデザインに沿って切り抜き、下地の銀板に貼り付ける。その後、酸化させて模様を黒く浮き出させるという、伝統的な技だ。
インレイ
カラフルな天然石やサンゴなどを細か~くカットして、銀細工の型に嵌め込んで図柄を完成させる技法。長年の経験を必要とする高等テクニックで、ズニ族が発祥とされている。
[ビギン2018年2月号の記事を再構成]
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/桐田政隆 黒澤正人 トロピカル松村