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コレクターが選ぶ一生モノ

誰に何を言われようと己が信じた道を突き詰める。その道のプロフェッショナルたちが、これまでの人生で一番!と推す一生モノをご紹介!

古物の一流が選ぶ「一番顔が可愛い置物」

ヴィンテージのソープストーン
 

収集総数は1000体以上の古物ハンター

永井ミキジさん
グラフィックデザイナー 永井ミキジさん

グラフィックデザイナーとして活躍する傍ら、古物のコレクターとしても知られる。これまで手にした数は1000体以上! 大の動物好きで、動物モチーフの古物には目がない。
 

狸? 狐? 恐らくイタチ? 一生一緒にいたい可愛い奴

ヴィンテージのソープストーン

ヴィンテージのソープストーン

70sにカナダの先住民族イヌイットによって作られた物。ソープストーンという石に、現地の暮らしや文化の象徴を彫刻したアートピース。畏敬の対象となる動物をモチーフにしたものが多い。中古相場は1万円前後。

手放すことで得られることがある。そう信じて集めたものは大体人に譲りますが、このイヌイットのソープストーンはどうしても手放せない。だって顔がメチャ可愛いから。
 
昔の手作りならではの丸いフォルムや柔らかい表情がツボで、決して古物として価値が高いわけではないけど、ずっと手元に置いておきたい代物です。(永井さん)

買い付けの一流が選ぶ「一番癒やされる土産物」

スノードーム
 

世界中のスノードームを集めて20年

篠原 渉さん
サウスウィック ディレクター 篠原 渉さん

名門、サウスウィックを復活させた立役者で、シップスきってのトラッド賢人。スノードームの魅力にハマり、欧米20都市以上で購入。次に狙うは洋服の発祥地、エジンバラのもの。
 

合理性が求められる時代こそアナログなものを大切にしたい

スノードーム

スノードーム

各都市で初めて購入した思い出のファーストコレクション。中央の自由の女神はNYの愛称ビッグアップルの通り、ラメがリンゴ形になった珍しい仕様。左・中央左はフランス、中央右はオランダ、右はベルギーで購入。

20年前、初のNY出張でスノードームに開眼。ノスタルジーで癒やしをくれる姿に惹かれたんです。また歴史が感じられるものが好きで、2004年にNYで購入したものはツインタワーがまだ建っていて。
 
忘れてはいけない現地の歴史や、そこで目にした情景をこの半球を見る度に思い出す。大事な記憶のカプセルですね。(篠原さん)

 
※表示価格は税込み


[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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