特集・連載
肉厚シルク混の「シルクワッチキャップ」がじつは通年イケると知るべし
安くていいものオールスター “ただ安い”ものなど論外、買いやすい値段のものは「それなのにこんなにいい」を解説しますし、多少値の張るものは、「安くていいモノ」の価値をしかとお届けします。さらに今回は衣食住遊での「オールスター」を選出し完全網羅! 回転寿司も、牛丼だって値上がり。なにもかもが高くなった、“勘弁してよぉ〜”な物価高の今こそ、最小投資で最大効果が正義だ! この記事は特集・連載「安くていいものオールスター」#16です。
伸びを恐れずガンガン被れるポリの極ウマ配合
シルクのワッチキャップぅ?と訝ることなかれ。シルクは綿の1.5倍もの吸水力と放湿性を併せ持ち、立体的な畦編みに仕上げることで、夏は爽やか、冬は暖かになるんです。
ドライ感が強く、さしずめワッチキャップ界のフォーシーズンズ。季節を問わず、年がら年中存分にワッチキャップスタイルを貫けます。
シンプルに徹したデザインなので着用シーンを選ばないし、ウールのチクチクする肌触りが苦手な敏感肌さんにもオススメしたいところ。
CAL O LINE[キャル オー ライン]
シルクワッチキャップ
シルクの原糸100%ながら、伸びすぎを軽減するためにポリエステルを5%ほど混紡。二折り、または一折りと、好みのスタイリングでどうぞ。発色のよさもシルクならでは。全6色展開。各6490円(ユナイト ナイン)
ワッチキャップとビーニーの違い
知ったカブることなかれ
帽子の天にある豆ボタンが転じて……
今日では慣例的にこの型をビーニーとも呼ぶが、本来は天に縫い留めを隠すためのボタンを持つ帽子全般を指す用語だった。豆=ビーンより。
船の監視役が防寒で被った
ワッチとは船舶用語で見張り役の当直のこと。24時間航海するので、寒い夜間のデッキで防寒のために着用したニット帽=ワッチキャップだ。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。